- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334036294
作品紹介・あらすじ
かつて公務員試験対策に使われていた名テキストが、ここ最近の政治情勢を考慮した加筆修正を経て復刊。政治学の全体を流れで追える構成と、理解のキモとなるエッセンスがコンパクトに整理され、大学の教養課程レベルの知識が十分身につく。また、各項目の要所に掲載された例題とポイントが理解を助けてくれる。さらに深く学びたい人のために、著者独自のセレクションによる読書案内つき。
感想・レビュー・書評
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積んどいた本。出張の行き帰りに読みました。コンパクトな本で、とても勉強になりました。フランスの政治システムとか、全然知らんかったなあ。
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公務員試験用に書かれた政治学のテキストを新書向けにアレンジしたもの。
大学の教養科目レベルで、政治思想史や政治学を概観。
分かりやすい言葉で書かれていて読みやすい。
巻末に「本書の次に読む本」が示されているため、継続して学習できる。 -
「政治学の全体を流れで追える構成と、理解のキモとなるエッセンスがコンパクトに整理され、大学の教養課程レベルの知識が十分身につく一冊。各項目の要所に掲載された例題とポイントが理解を助けてくれる。さらに深く学びたい人のために、著者独自のセレクションによる読書案内つき。」
目次
第1章 政治とは何か、権力とは何か
第2章 近代国家の原理を造った思想家たち―近代政治思想史の展開
第3章 近代諸国家の政治制度―その原理と具体例
第4章 現代大衆国家―近代国家の理念が建前と化した所産
第5章 現代大衆国家はいかに動いているか―政治過程論
第6章 政治の科学をめざして―20世紀の政治学理論
著者等紹介
浅羽通明[アサバミチアキ]
1959年、神奈川県生まれ。著述業。早稲田大学教育学部非常勤講師。「みえない大学本舗」主宰。早稲田大学法学部卒業 -
本書は、そもそも政治学とは何なのかといったレベルから政治学全般について、大学の一般教養科目のレベルで概説したものです。
大学生のときに政治学を履修していなかったし、浅羽通明著作ということで読んだのだが、、、
そもそも政治学とは「政治とは何かを明らかにすること」ということだったが、本書を読んで何が明らかになったのかすらよくわからなかった。
中学・高校と公民ってあまり勉強したことがなかったので仕方ないか、、、
もっと簡単な入門書を読んだ上で再読したい。 -
浅羽通明『新書で大学の教養科目をモノにする政治学』光文社新書 読了。教養で済ますな(キリッ← 専門分化した断片的な理解が緩やかに結合していく感じ。全体像を容易に確認できる点では有用。しかし、この薄さによくまとめられたよなw 充分に詳述されてはいないため、ガイド的な使用が賢明かな。
2011/10/30 -
資格予備校Wセミナーで、司法試験や公務員試験対策のテキストとして使われていた本です。政治学の基本事項を分かりやすく解説し、簡潔に整理しています。
近代政治思想史や、現代の大衆国家の特徴、さらに現代政治学の初歩的な知識を押さえておくのに役立ちます。 -
卒論資料
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政治学のおおまかな全体像の把握用。あまり面白みはないけど、新書で薄いので、最初の1歩としてはよいかも。
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政治学ってどんな学問か知りたくて借りた。断片的な知識をつなぎあわせるのに役に立ち、興味もわき、もっと知りたくなった。後半、現代の政治学の状況の紹介に至るまでがちょっと雑な感じがした。しかし、身近な最近の話と連動してくるとわかりやすかった。でも、まったく知識が無いまま読むときついかも。普段から政治の動向に興味がある人なら、タイトルにあるように教科書的に読めると思う。
著者の「右翼と左翼」という著作もおすすめ。 -
公務員試験向けなのかと買った時は軽く考えてたが、政治学の導入としてはけっこう分かりやすい内容だった