- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334043926
感想・レビュー・書評
-
吃音の疑いのあるケースの相談があり、片っ端から本を読んでいました。とても読みやすく、サッと読めるのに、ポイントが押さえられている。
当事者、家族、治療者など様々な立場について触れられている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当事者のみならず、その他の人が読んでも分かりやすく書かれておりとても勉強になりました‥
本書は吃音について薬のこと、対策、社交不安、これまでの歴史、実際の相談事例等についても触れられており、吃音に関する様々な知識を学ぶことができます!
個人的には社交不安についての記述が読めて満足 -
吃音の治療の歴史や、本人の吃音のこと、また吃音外来の実際のケースについて触れている。
この本を読んで驚いたこと:吃音について本人に話すと悪化するという話をよく聞くが、むしろちゃんと説明したほうがよいというのは驚いた。
この本を読んで実践すること:子が吃音を持つ場合にはしっかり話をして向き合おうと思う。また吃音を持つ人との接し方についても参考になった。助けるつもりで言葉を先取りするのはかえって困るようだ。 -
Twitterでの投稿を見て、読んでみたくなった。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334043926
出版社サイトより引用
吃音は、最初の語を繰り返す「連発」(ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは)と、最初の言葉を引き伸ばす「伸発」(ぼ―――くは)と、言葉が強制的に発話阻害される「難発」(………ぼくは)の三種類がある。吃音症の人は100人に1人の割合で存在し、日本では約120万人、世界では約7000万人いると言われている。近年、吃音の専門教育を受けた国家資格である言語聴覚士の誕生、障害者の暮らしやすい社会へ向けた市民の意識の変化、そして発達障害者支援法や障害者差別解消法の成立といった時代の変化の中で、吃音者をめぐる状況にも変化が生じている。
幼少期から吃音で悩み苦しんできた医師が、吃音の当事者のみならず、私たちがより多様な社会を生きるためのヒントを伝える -
なぜ吃音が終わったらあの嫌な気持ちは無くなるのは?
気が付かなかったけどすごく苦労してたんだね。大変だったね。の一言。
吃音が出ないことは一人で悩みを隠してしまっていること。
頭の回転が早すぎて、口がついてこない?
吃音は慣れた文章では減る。
1-3年目までのフォローが必要を
30歳をすぎると吃音は大丈夫になっていく。
吃音の問題がどこにあるのかを見つけ、対応する。
思春期になると劣等感から将来に対する希望を失ってしまう子供が多い。
真似、指摘、問い詰め
社交不安障害→LSAS-J
インリアルアプローチ→SOUL
静かに見守る、よく観察する、深く理解する?耳を傾ける -
吃音で悩む人だけでなく、全く吃音とは無縁な人生を送っている人にとっても、わかりやすく心に響くメッセージや発想が散りばめられていて。私は好きです。
-
吃音の症状がある人には、ぜひ読んでほしい一冊。
-
吃音者ならとりあえずこれ一冊読んどいたほうが良いって本
-
ご自身も吃音があり、その辛さがわかる医師が書いた本。