ビジネス・フレームワークの落とし穴 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334044138

感想・レビュー・書評

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  • 代表的なフレームワークの問題点を論じた必読書
    客観的な分析のようにみえても、実態は結論ありきで都合のいいようにフレームワークを使っている場合が多いことがわかる。本書は、MBA関連の学習の総復習にもってこいの一冊。ニッチの語源や、銀行支店長と副支店長のリーダーシップスタイルと業績の相関関係のファクトを知ることができただけでも得した気分になった。

  • よくぞ言ってくれました!という感じ。
    研修とか本社内の会議とかで使うわりには、
    戦場では使えないんですよ。
    でも、知らないままなのもダメだと思うし。
    少し勇気をくれました。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    1 経営戦略(PEST分析/SWOT分析 ほか)/2 マーケティング(STP+4P/ポジショニング ほか)/3 組織・人事(マッキンゼーの7S/経営資源 ほか)/4 財務・M&A(回収期間法/NPV ほか)/5 その他(PROS/CONS分析/重要性/緊急性マトリックス ほか)

  • いちゃもんをつけたいだけのおっさん。
    読む必要はないと断言する。
    各フレームワークについて、2,3ページの小言があるだけ。

    一番最初の「PEST分析」の時点で、「なんだこれは?」と驚きを隠せなかった。「企画書の冒頭を飾る、誰も読まない4つの箱」なぞと、フレームワークの不完全性を指摘するのみで、どう利用すればより良い意思決定を下せるかに対する提言がない。フレームワークにいちゃもんをつけることは誰にでもできる。

    そもそも論だが、「分析」という行為は、ある塊を切り分けて見るものであって、切り分け方にバイアスが入り込むのは避けられないし、意思決定を歪ませるのは必然。

  • フレームワークって覚えるとすぐ使いたくなるけど、使い方あってる?って場面によく出くわす。
    よく使われるフレームワークの落とし穴をウィットに富んだ一言で斬っていく本書は読んでて痛快。
    新たな知見が得られるって程でもないが、フレームワークあるあるがとても面白い。
    最近妙にフレームワークを使い出したなって会社にお勤めの方にお勧め。


  • ビジネスフレームワークって様々なビジネス本で紹介されていますが、実は使いこなすのはとっても難しいものだと思います。そもそもどのような場面で使うべきか、どのようなアウトプットを得ることができるのか、などなど。それゆえ本で読んでもわかったようなわからないような・・・(本当はわからない、のだけれども)。
    そんなビジネスフレームワークですが、この本では「落とし穴」にフォーカスする=ダメな使い方や弱点を紹介することで逆に理解を進めることができる内容になっていると思います。

  • ビジネスフレームワークの落とし穴であり、使うな!
    ではなく、各々のフレームワーク(考え方?)を考え無しに無邪気に使うな。との印象。
    ビジネスで100%正解も不正解もないから当然。それぞれのフレームワークの取り扱い注意がまとめられてるので、ざっと読んで、今後気を付けるのには有効な本

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/1006/K

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著者プロフィール

早稲田大学教授

「2016年 『経営戦略[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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