- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334074180
作品紹介・あらすじ
冷たい闇の底、目覚めた檻の中で、鮫島の孤独な戦いが始まった-。自殺した同僚・宮本の故郷での七回忌で、宮本の旧友・古山と会った新宿署の刑事・鮫島に、麻薬取締官・寺沢の接触が。ある特殊な覚せい剤密輸ルートの件で古山を捜査中だという。深夜、寺沢の連絡を待つ鮫島に突然の襲撃、拉致監禁。無気味な巨漢の脅迫の後、解放された鮫島。だが代わりに古山が監禁され、寺沢も行方不明に。理不尽な暴力で圧倒する凶悪な敵、警察すら頼れぬ見知らぬ街、底知れぬ力の影が交錯する最悪の状況下、鮫島の熱い怒りが弾ける。男の誇りと友情を濃密に鮮烈に描く超人気シリーズ第七弾。
感想・レビュー・書評
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う~ん。どうだったかな。
少し息切れというか、シリーズも七弾になると少し弱くなってきている感が。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
馴れ合いを嫌って単独で動き、気づかれないうちに犯人に迫り逮捕してしまう警察官が新宿署にいる。その名と捜査法から、人は彼を「新宿鮫」と呼ぶ。
キャリア警察官でありながら、上層部と対立したことが原因でずっと新宿署の警部に留め置かれている孤高の刑事・鮫島の活躍を描く警察サスペンス。シリーズ7作目。再読。
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友人だった宮本の7回忌に出席した鮫島が拉致監禁された! 衝撃的なシーンで始まる本作は、シリーズ中でも番外編的な設定だ。意表を突かれた。
九州のさる田舎町のため休暇中の鮫島には捜査権がないばかりか、警察手帳まで奪われてしまっていて、まさに徒手空拳の状態。
おまけに鮫島の前に立ちはだかるのは、2つの暴力団組織、それらと結びつく悪徳刑事、さらに北朝鮮の破壊工作員と、千客万来の様相でハラハラしどおしの展開。
派手なクライマックスシーンも痺れます。
サスペンスここに極まれりの一冊! 読後の 満足感は格別です。-
Funyaさん、はじめまして。
つたないレビューにいいねとコメントありがとうございます(^^)
新宿鮫シリーズや大沢作品が大好きな方にブクロ...Funyaさん、はじめまして。
つたないレビューにいいねとコメントありがとうございます(^^)
新宿鮫シリーズや大沢作品が大好きな方にブクログで出会える事がとっても嬉しいです。
いま読書スピードが落ちていて、なかなか続編が読めていないのですが時間を見つけて読み進めます♪
嬉しいコメントありがとうございました。2023/10/21
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今までの(前、6冊)新宿鮫とはちょっと傾向がちがう。
でも毎回、半分読むと、後半半分は、一気によめてしまう。 -
相変わらずの安定感。自殺した同期宮本の法事で訪れた地方都市での鮫島の孤独な戦いを描く。
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たまたま同席した七回忌の場で数分出会った、故人に対する友情が最後の最後まで貫かれている作品。新宿鮫の作品で最初から檻に入って危機的状況は初めてのシチュエーションでびっくりしたが、物語が進むにつれて、どんどん少ない人数の中で、しかも限られた時間の中で調査が進んでいく。
いつも感じるのはこの小説は気が抜けない。少しでも抜いていると話が見えなくなるところが緊張感にあふれた小説なのだ。鮫島警部そのものが異端とは言え、ここまで現在の警察に不信感を与える小説はないんじゃないだろうか。一匹狼の鮫島だけができる本来の警察の姿を感じた。 -
新宿鮫シリーズでは番外にちかい。そもそも舞台が新宿ではないし。
とはいえ物語の疾走感はさすがの大沢在昌+新宿鮫。安心して楽しめます。 -
図書館
鹿児島で鮫島が大暴れ!!
暴れ過ぎだろ 笑
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?のめくらせるパワーに引きづられて、続けざまに読んでしまった。<BR>
同じくエンタテイメント作品なので感じる事とかはないが、読んでよかったと思う。<BR>
尚、警察官の知人に尋ねたところ、「警察官が結婚する際には上司の許可及び、相手の身元調査が必要」は本当らしい。