- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334075842
感想・レビュー・書評
-
石岡が黒住を留めるシーン、(石岡のエピソードはどんなだったか覚えていないけど)感動した。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.11.22 図書館
-
島田荘司氏の作品を読むのは初めて。
前作を読んでなくても特に問題なく読めた。
上下巻合わせて約600ページがあっという間。
色々詰め込まれてて楽しく読めた。
犯人の根性が凄過ぎ。頑張り過ぎ。 -
御手洗と吉敷刑事のクロスオーバー。しまった、吉敷シリーズも読んでおけばよかった。御手洗と電話で話した里美の感激具合が可愛かったです。
下巻の石岡君もまるで御手洗が乗り移ったかのような働きぶり。本当に石岡君は強くなったなぁ。また「異邦の騎士」を読み返したくなりました。
実際あのトリックを実行するのはまず無理だろう…とは思うのですが、数々の偶然が重なって奇跡が起こった、まさに幻想的な事件でした。 -
異邦の騎士再び。20年前の痛手からようやく立ち直りかけていた石岡の、本当の立ち直りにつながったのでしょうか。御手洗との関わりについて思います。
-
10年3月6日開始
10年3月6日読了
島田荘司は学生時代に読みふけった作家の一人。「占星術殺人事件」に衝撃を受け、当時出ていた作品はほぼ読破。「アトポス」を大学からの帰りの本屋で出ているのを発見し、かなり高かったけど迷いもせず購入したっけ。
今でも好きな作家の一人であることは間違いない。この作品も出た当初すぐ購入したしね。御手洗シリーズと吉敷シリーズの接点となった「龍臥亭事件」の登場人物が再び登場。「龍臥亭事件」の内容は覚えていなくても問題はなかった。内容は悪くないと思う。でも、あのようなトリックというかあの方法が実際に可能かどうかと思ってしまって高評価を上げることは出来ない。 -
御手洗と吉敷の共演!? ……でも実は双方ともチョイ役(笑)。
「龍臥亭事件」のような位置づけの作品だけれど、前作よりも謎が派手。解決も派手。全部派手。前作が前置きだったんじゃないか、とすら思ってしまった。
正直なところ、こんなもん論理的解明は無理だろっ! まあタイトルに「幻想」とつくくらいだから、幻想テイストの曖昧解釈でもいいか……などと不届きなことを思いつつ読んでいた私が、読了後考えを改めたことは言うまでもなく。まさかこんなにきっちり解決してしまうとはなあ。怪奇的雰囲気に振り回されっぱなしでした。お見事。