- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334705749
感想・レビュー・書評
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担当美容師さんのオススメ。
久しぶりの赤川次郎。読みやすさは変わらず。
欲望を増幅させる白い雨という設定、なかなかいいなと思いました。
結末といい、今までの赤川さんのイメージとは一味違いましたね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生模様。空模様。
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●あらすじ●
部内の女子生徒に片想いする、気弱なワンゲル部員。
アル中の父親に殴られるのが嫌で、夜中の山道を酒屋へ向かう少女。
浮気現場を見られても開き直る妻と、その両親に逆らえないサラリーマン。
慣れない夜道を運転させられた上ガス欠を起こし、意地悪な夫と姑にガソリンを買いに行かされる妻。
奥多摩渓谷の小さな村で様々な事情を抱える人々が、ミルクのような白い雨に降られてずぶ濡れになった。そして起こった不可解な連続殺人!白い雨が、人の心の箍を外したのか…。 -
けっこう赤川さんのホラーが好きなのですが、これは特に秀逸。
映画化すればいいのに。 -
赤川次郎という作家はこんな物語も
書いてしまうんだなと驚かされた。
話自体は珍しくない設定、ストーリーですが、
なかなか恐怖を掻き立てられる迫力があって
一気に読み終えました。
夢中になって読めた分、
ラストがあっさりし過ぎてるのがもう一つ。 -
サクッと読める。
ある日、心の奥底に眠っている欲望が止められずに出てきてしまったら、怖いだろうなー。
自分自身もどんな風に変貌するのかわからない。 -
赤川次郎の明るめの作風をイメージして読むとエライ目に遭います(苦笑)人の深層心理を描いた、ひたすら怖いホラー。
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ただただ恐ろしい。白い雨に打たれた人間が豹変する…。そんな雨が降るはずは無いと解っていても、雨の日はこの本を思い出してしまいます。ホラー好きにはお勧めです。
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こわい。ひたすらこわいです。