風の呪殺陣 (光文社文庫 り 2-2 光文社時代小説文庫)

著者 : 隆慶一郎

• 光文社 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[josuienseiさんの感想 · 2017年4月2日]

第六天魔王 織田信長
その性は残忍、冷酷、高慢で絶対的な存在。著者の描写は圧倒的で、短い小説ではあるがその存在感は、これまでの信長像を遥かに凌駕するものである。
叡山での皆殺しを生き延びたが故、その信長と道々の輩の戦いが始まる。呪い殺すべく呪殺の修行に入る者、千日回峰行に入る者、傀儡として戦陣にて対抗する者。
一気に読めてしまう著者の最高傑作のひとつである。

[千 墨銘さんの感想 · 2008年9月15日]

初版本

[kt5516さんの感想 · 2007年8月6日]

2007/07

[Shinaさんの感想 · 2007年2月9日]

隆先生って信長嫌いなんじゃと思った。