- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334732622
感想・レビュー・書評
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あれ? という終わり方する作品が多く、やっつけ感強し。
まあ、だからこそ後に改稿したんだろうね。
資料的価値はともかく、一冊の娯楽本としてはいまいち。
改稿後の作品を読んだ方が作者にとっても読者にとっても幸福。
菊田一夫が金田一の元ネタ(の一つ)だったとは詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部が中途半端な状態で?、終わり・・・という感想です。
トリックを考えるのは大変だと想像するが、それ以上に犯行の動機が思いつかないのではと想像します。
この「帰還」編集状況にもよるが、痴話喧嘩ばかりだと、つまんなくなってくる。
最後の「金田一耕助誕生記」はおもしろかった。 -
現在、長編として有名な諸作の元になった短編を集めたもの。たいていの場合、長編とは別の人物が犯人になっているので新たな楽しみがあります。また、併収のエッセイ、金田一耕助誕生記も興味深い。
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3+
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金田一シリーズの原型になっている短編集です。
横溝先生は改稿癖があり、1度発表した作品に手を加え、新しい作品に仕上げ直したりという事を度々していたそうです。
本書はその元になった作品ばかりを集めたものです。
有名な「迷路荘の惨劇」の元になった「迷路荘の怪人」があったり、他にもいろいろな作品の原型作品が読めます。