岸辺のアルバム (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740566

感想・レビュー・書評

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  • 家族の崩壊と再生を描いたお話。今、読んでも全く古く感じない。普遍的なメッセージがいくつもある。また、奥田英朗さんの解説が素晴らしい…本当にいつから薄っぺらい内容のドラマばかりになってしまったのか。映画と本が救いと感じる。

  • 昭和の典型的な家庭像が見てとれる。
    父親、母親、男性、女性、先生…それぞれの役割やパワーバランスが現代のそれとは大きくかけ離れていて、そのあたりも読んでいて楽しめる。

  • 重いけれど、読後感はとても爽やか。最後のシーンが好きだ。

  • 2016.1.25(図書館)

  • さすがに色褪せた感がある。現代ではあまりに凡庸な作品に映り、逆に意図を勘繰り過ぎてしまう。それだから、世間の支持は妙に熱い韓流ドラマに回帰したりするんだろう。この舞台の家族は再生するかのようだが、個々に信念がなさ過ぎて、一向に共感が湧かないのが残念だ。

  • 2012年8月

  • 家庭崩壊

  • ちいさな頃にTVで見た記憶がうっすらある。
    空撮で、氾濫している川の風景。
    そしてタイトル。

    なので、本屋でこの文庫に出会って手にとって見た。
    そうか、こんなどろどろの展開もある話だったんだ・・・。

  • どの家族にだっていろいろあるよね
    って話
    結構リアル

  • なんかあんますきじゃなかったです。
    どろどろな話でみんな勝手で読んででいらいらしちゃった
    息子の考え方が1番きらい
    だけどわかる気もして、家族って難しいな

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著者プロフィール

1934年、東京生まれ。大学卒業後、松竹入社、助監督を務める。独立後、数々のTVドラマ脚本を執筆。作品に「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」他。88年、小説『異人たちとの夏』で山本周五郎賞を受賞。

「2019年 『絶望書店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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