未来妖怪 (光文社文庫 い 31-27 異形コレクション 40)

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  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334744526

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    この前に読んだ「妖怪探偵・百目」のエピソード0を読みたくて再読。

    好みの作家さんが目白押しで楽しい短編集。
    中には短編とは言えない長さのものも。

    一番の好みは三津田信三「合わせ鏡の地獄」

  • 面白いのも微妙なのもあった。平山瑞穂「恋する蘭鋳」が面白かった。アマキンさんちょっとかわいそう。朝松健「ぬっへっほふ」は力作、ラストもそうだったのかと思わされた。

  • 「未来妖怪」というタイトルから期待した物はあんまりなかった感じ。未来宇宙にオリジナル妖怪登場させるとか言うガッカリな物もある。 面白かったのは「真朱の街」「缶の中の神」「ウエダチリコは変な顔」「合わせ鏡の地獄」「ミライゾーン」。人間の認識によって妖怪が生まれるという事と、過剰なテクノロジーの進化と言う方向性で行けばもっと面白いもの作れたんじゃないかという気がするが

  • 『未来』と『妖怪』。これをあわせたらたいていは怪物もののSFになるんじゃないか、と思ったりしたんだが……やはり舞台を変えて(怪物ではなく)妖怪の名を引っ張り出してきただけのものが大半。
    ま、異形コレの中で京極堂みたいなことを言われても興ざめなわけで。

    ところで超短編ってこれ、面白いの?
    自分にはどうもあわない。

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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