終着駅殺人事件: 長編推理小説 (光文社文庫 に 1-108 ミリオンセラー・シリーズ)
- 光文社 (2009年10月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334746759
感想・レビュー・書評
-
十津川警部シリーズ。同窓会の帰郷旅行で7人が集まり、次々と殺されていく。メインのトリックはおなじみの列車を使ったもので、それを解くと、登場人物の行動を追うだけのものとなってしまった。もう少し、ストーリーに盛り上がりが欲しかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西村京太郎はトリックの論理性以上に小説としての切れ味を大切にしている。なるほどな、と。西村京太郎は50冊程読んだが今のところ一番面白くて最後の最後まで衝撃的だった。
-
久しぶりの推理小説で、初西村京太郎作品。
正直あんまり犯人の動機も、警察の行動も共感できない部分がたくさんあった。また、電車の時間のトリックも、さすがに時刻表眺めればすぐわかるんじゃないかと感じたので、総じて微妙な小説だと感じた。 -
20160921読了
#鉄道 -
青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。しかし、上野駅構内で第一の殺人。その後、次々に仲間が殺されていく―。上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事は、十津川警部とともに捜査を開始した。
-
東北出身の同級生の仲間内の連続殺人事件。
トリック自体は、ずいぶん前に書かれた物なので、特に目新しくもなく感動もなかった。
東京に夢を持って来た東北人の切ない想いが詰まっているところが読みどころかな -
西村京太郎の中でも面白いとのことだったので、読んでみました。
たしかに、初期作品で気合いが入っていたのか、面白いです。
高校時代の同級生七人が次々と殺されていく話しで、最後は犯人だけが残ります。
途中で犯人がわかるものの、動機がよくわからず、という状況になるのですが、最後の一ページでわかります。この手法は鮮やかでした。
ただ、所々にちと強引では?と思わせる所がありましたが…。 -
3+