- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334747244
感想・レビュー・書評
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独特の世界観が描かれているが、物語に引き込まれていくため違和感なく読めた。とても面白いと思う。
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グロ描写際立つホラー?短編集。
表題作はハンターハンターのウェルフィンの能力の元ネタ。
壮絶な死を遂げる直前に起こる現象、【顕現】を蒐集するために女を殺し続ける「枷」、快楽殺人を続ける男2人に呪いがふりかかる「ミサイルマン」が好き。 -
ブックオフオンラインの特集で気になっていたもの、だったかな。そもそもSFが苦手っていうのがダメなのかもしらんけど、グロとSFを融合されても、ただ意味が分からなくなるだけで、自分的にはメリットゼロでした。表題作とその前のタクシードライバーの短編が、まだマシな方だったけど、それらが無かったら☆2つにするつもりでした。それにしても、あまりにスプラッタな描写ばかりが連続すると、何だか感覚が麻痺してきてしまって、飽きて読み飛ばしちゃいますね。それもまた残念な点。
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こちらも短編集です。っていうか平山さんの長編作品って『ダイナー』しかないのかなあ。相変わらず好き嫌いがはっきり分かれる作風ですが、もちろん自分は大好きです。そもそも小説って、安易に可視化できずに想像力を掻き立てる類のものほど輝いていると思いませんか?
近未来を舞台にした異色のハードSF「テロルの創世」に始まり、女吸血鬼への愛が哀しい「Necksucker Blues」、こちらも血の物語「けだもの」、コレクター心理を殺人鬼に重ねた「枷」、これこそが本当の純愛と言っていいのか、電話の中で愛を叫ぶ「それでもおまえは俺のハニー」、ありがちなホラーだけどラストが悲しい「或る彼岸の接近」、ハイロウズの名曲をバックにした表題作「ミサイルマン」と、どれも面白く読めました。一番良かったのは表題作かな。ドライブ感が心地よく、穴を掘りにいったシーンなんかは最高に笑えました。 -
"短編集。
生きる意味を改めて考える。
少なくとも私の日常とはかけ離れている世界で起こるメロドラマの数々。" -
バイオレンス、グロテスク!
鬼畜系と言われるこの作家。でも、無性に読みたくなる。
強烈な刺激が欲しい方、オススメです! -
平山夢明だなぁ~って言うエグさ全開。
タイトルが曲名とは知らなかった。
なんだか癖になるグロさ。 -
平山先生のたまーに入ってるSF短編が叙情的で好きです。
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相変わらずグロイ。“枷”は、独白する~に近い感じ。きつい拷問。でも意外とすっきり。最後の“ミサイルマン” は内容も雰囲気も洋画って感じだけど、独特のじめっぽさがあって気持ち悪さがすごい。