布石: 吉原裏同心 13 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-35 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748524

感想・レビュー・書評

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  • 珍しくこの巻では完結しない。次作も読ままいと

    2013/11/30図書館から借用;12/02朝の通勤電車から読み始め;お昼の出張の電車でも読んだので,同日読了

  • 13
    番方、かなりの好青年ぶり。お芳ナイス。なんだかんだで吉原の外の話に巻き込まれる神守夫婦。汀女は亭主に尽くすなぁ。札差筆頭の舟遊び。…そこまで田沼意次がするわけですか…。汀女は聡いなぁ。で、決着がつかぬまま続く。薄墨はもはや狂気(笑)なりきり作戦か。

  • 久しぶりに大げさな陰謀が見え隠れしています。
    基本的に官許の地域だから、そんなに外部の者が手を出せるものでは無さそうなものです。
    ということは、相手の正体は、ってわかりやすい話になってしまうのが、工夫のしどころですね。
    敵の刺客の使う武器もまた変わっていて、それなりに楽しめました。
    まぁ、大ネタが解決するにはもう 1 冊必要なようですが。

  • 第十三弾
    吉原と札差の対立、その後ろに見える、田沼一派の影、松平定信の寛政の改革が行き詰まりを見せる中、田沼意次の亡霊が姿を見せる。
    薄墨太夫と神谷夫妻との係わり、番方千左衛門とお芳、非常に面白く話が展開していく。
    この巻では終わらず、次回での展開が楽しみである。

  • 吉原裏同心(13)です

    田沼意次の亡霊・・・

  • 吉原裏同心シリーズ13~神守幹次郎は妻の汀女と共に札差頭取の船遊びに誘われるが,その途端に嫌がらせに遭い,仕掛けた相手は新興の札差しで,死んだはずの田沼意次が復活に期待して打った布石だと思われる。生き死にに関係なく,田沼が生きているという噂だけは消さなくてはならない~平然と斬る。危険な目にも殆ど遭わない。おぅおぅ

  • 吉原裏同心シリーズの第13弾。再建された吉原に戻ったものの、新たな問題が浮上。今回は、上下巻ではないけれど、次巻へ話が続くようになっている。続きが楽しみ。

  • 加門麻がストーカーになってる。

  • 購入した日 :2010/10/16
    開始した日 :2010/10/16
    読了した日 :2010/10/16

    その手があったか。
    というぐらいの布石。

    そして
    生きているかもしれないあの人が。

    次巻が楽しみ。

  • 10/15-10/16

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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