積木の塔: 鬼貫警部事件簿 (光文社文庫 あ 2-54)

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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748593

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  • 鬼貫警部シリーズ

    セールス中に「稲村の奥さん」という言葉を残し殺害された和田塚。捜査を進める中殺害された元ホステス・長谷鶴子。和田塚のであった「稲村の奥さん」であった可能性が出た鶴子。和田塚の同窓生「稲村」を捜査する丹那刑事。福岡の由比という人物の乗った「海星」。鶴子のイヤリング。ある人物を強請っていたと思われる寿司職人・人見参治の殺害事件。由比の満州時代の学歴に隠された秘密と不妊に悩む由比夫妻。

     2010年12月23日読了

著者プロフィール

鮎川哲也(あゆかわ・てつや)
本名・中川透。1919(大8)年、東京生まれ。終戦後はGHQ勤務の傍ら、様々な筆名を用いて雑誌へ短編を投稿し、50年には『宝石』100万円懸賞の長篇部門へ投稿した「ペトロフ事件」(中川透名義)が第一席で入選した。56年、講談社が公募していた「書下ろし長篇探偵小説全集」の第13巻「十三番目の椅子」へ応募した「黒いトランク」が入選し、本格的に作家活動を開始する。60年、「憎悪の化石」と「黒い白鳥」で第13回日本探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。受賞後も安定したペースで本格推理小説を書き続け人気作家となる。執筆活動と並行して、アンソロジー編纂や新人作家の育成、忘れられた探偵作家の追跡調査など、さまざまな仕事をこなした。クラシックや唱歌にも造詣が深く、音楽関連のエッセイ集も複数冊ある。2001年、旧作発掘や新人育成への多大な貢献を評価され、第1回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2002(平14)年9月24日、83歳で死去。没後、第6回日本ミステリー文学大賞を贈られた。

「2020年 『幻の探偵作家を求めて【完全版】 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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