シンメトリ- (光文社文庫 ほ 4-5)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749040

感想・レビュー・書評

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  • 【2023年93冊目】
    再読、ですがどのお話も全く覚えておらず、新鮮な気持ちで読みました。目次の左右対称が美しい。解説を読んでから気づくというお粗末さがありましたが…目次一つ侮れないですね。犯人の気持ちにシンクロする系刑事の姫川、電車の事故の話が一番おおっと思いました。かっこつけたとのことでしたが、うん、かっこいい。

    7つの事件をさくさく読めるのでとても良かったです。

  • 姫川玲子シリーズの短編集
    短編というボリューム感の読みやすさと
    一つ一つの物語がちゃんと面白い

    本のタイトルにもなっている短編の1つ、『シンメトリー』
    車との衝突による電車の脱線事故をきっかけにした殺人
    『シンメトリー』の意味を持つ描写を全て把握できたか分からない
    答え合わせが出来るならしてみたいと思った

  • 姫川玲子シリーズの短編集。

    元々このシリーズは小気味よいテンポで物語が進んでいくんですが、この本は短編集であるので、いっそうテンポが良いです。

    この本では、姫川が捜査一課に抜擢される契機となった事件も描かれています。

    短いながら、通常の長編に負けず劣らず、意外に深い作品も収録されています。『過ぎた正義』とかね。

    長編とは、また異なった作品で、なかなか面白かったです。

  • さらっと読めた。初々しい頃の姫川も可愛らしさの中に やっぱり姫川!って所が良かった。

  • 姫川シリーズ第3弾。短編7作。
    姫川シリーズ再読キャンペーンにて再読。
    短編集だけど、姫川玲子が巡査の時の話、1課に引っ張られることになる事件で今泉警部、菊田、日下警部補との出会ったいなど第3弾にピッタリだと思った。

    なんでタイトルがシンメトリーだったんだろうと思ったら解説で判明。なんと目次がシンメトリーだった!
    最初に読んだ際に気がつけなかったことがわかってさらに楽しかった。こういう仕掛け他にもあるのかな。

  • 姫川短編集姫川三昧‼︎
    最後の解説にあった リーダビリティ まさにですね。

  • 右では殴らないとシンメトリーが良かった!
    読んでて姫川玲子はやっぱり竹内結子さん思い出すなぁ〜、、、、

  • 姫川シリーズの短編集。
    誉田哲也は読みやすいし面白い

  • 今作は姫川玲子の短編集です
    やっぱり強い女は好きだわぁ〜
    読んでいて脳内に絵が浮かぶ作品が好きです
    そこに誉田氏の筆力を感じます
    タイトルのシンメトリーなどは後半でその理由がわかります

    綺麗事ばかりじゃないけどどこで折り合いをつけて生きていくかを誉田作品を読んでいて感じます

    ところで私はずっと誉田をハカマダと読んでました

  • 短編で一気に読めました。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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