マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社
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感想 : 118
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751043

感想・レビュー・書評

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  • 玉砕。話がよりわかりやすいのは目玉の方かと思いましたが、理解は出来かねます…
    てかよくそんなことおもいついたよね!の連続。

  • くらくらするほどエロティックで、胸が苦しくなるほどグロテスクで、幻想的といえるくらい美しい。こんな小説がこの世にあったとは、と衝撃を受けた。
    バタイユは一度読んでみたいと思っていたが、哲学者という先入観を持っていたため、非論理の限りを尽くした、(知性ではなく)感性をチリチリと焼き焦がすような、こんな小説を書いていたことに驚いた。
    この本に出会ったのは、新宿紀伊国屋で実施されている「ほんのまくら」フェア(本のタイトルも著者名も伏せ、出だしの文章と店員のPOPだけで本を選ぼうというフェア)のおかげ。そうでもなければ、普段フィクションを読まない身としては、絶対に手に取ることはなかっただろう。紀伊国屋に感謝。

  • 紀伊國屋書店の某フェアで購入しました
    冒頭に惹かれたのですが、私には何が言いたいのか理解できませんでした

  • 極めるというのはこういくことなんかな。
    なんとなくつながっている。論理的に成り立っている。

  • 私にはサッパリ理解できませんことよ

  • マダムエドワルダの方は何を言ってるのか意味がさっぱりわからんくて退屈し、目玉の方は何をヤってるのか理解できない上に不愉快で、途中でやめた。

  • 「マダム・エドワルダ」の方はそうでもなかったですが、「目玉の話」の方はなんだか文体がしっくりきませんでした。解説のところにタイトルを「目玉の話」とした理由が説明されていますが、「確かにそうかもしれないけど…」という感じがしてあまり納得できませんでした。好みかもしれませんが。

  • 本文より引用
    私は「肉の快楽」と呼ばれるものが好きではないのです。だって、味もそっけもないものですから。私が好むのは、人びとが「汚らわしい」と思うものです。
    中略
    私が知る放蕩とは、私の肉体と思考を汚すだけでなく、放蕩を前にして私が思い描くすべてを汚し、とりわけ、星の散る宇宙を汚すものなのです・・・・・・
    引用終わり

    この本を読むと勇気が出る。意外と人間てこういう事考えるんだなと感じる。
    短い中に衝撃的な内容がギュッとつまってる。特に出だしのミルク皿のシーンはほんとに衝撃だった。おそらく普通の人が考えられる想像の範囲を軽く超えてくる。読んでいるうちにぐいぐいと文章に引き込まれる。
    一度は読むべき名作です。

  • 私が馬鹿だからなのか、「うわ、エっローい」くらいで全く意味が分からなかった。

  • 極端さ、濃さといった点でもまさしく一級品。

    ふつうのエロには飽きた、そんなココロのスキマをさらに深くえぐります。

    好きか嫌いか、どっちかに分かれると思います。とにかく極端だから。エロスを突き詰めていく話だから苦しいです。

    でもちょっと距離をおいて眺めるとかなり面白かったりします。

    濃厚すぎるエロはグロだし、快感と恐怖は背中あわせ…瞬間の美を求めつづけていく先になにがあるのか。

    くれぐれも
    いい大人は真似しないでください。

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