武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)

  • 光文社
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751340

感想・レビュー・書評

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  • おもしろいけど、
    安っぽいラブロマンスという感じがしなくもない

  • 古典文庫に分類されていますが、現代小説と変わらない読みやすさで、古典文庫初心者にはぜひお勧めしたい作品です。

    第一次大戦のイタリアが作品の舞台。今の日本人にとっては遠い過去の異国の地であり、なかなか実感しにくい話ですが、いつの間にか作品に吸い込まれるようにして読んでいました。

    極端にシンプルな文体がよかったです。そのおかげで、登場人物の会話がすらすら進んでいき、読んでいて気持ちがいいです。

    それから、様々な登場人物がたまに冴えたことを言うので、色々と考えさせられるところなんかも面白かったです。

  • 上下巻ともに既読。

  • 一番大好きな本。ヘミングウェイ文学はかっこよすぎ! 男性的なロマンチック・ラブストーリーです。翻訳が上手くて、しっくりきます。

  • 今まで読んだ中で一番オススメ!!

    大学の宿題で読まされました。
    正直、おもしろいかといわれればおもしろくはないがとっても為になる本だとおもいます。先生いわく、本とは「読んだ後でその後の人生に影響を与えるものでなければ、価値はない」らしい、、、、

    読んだ後、何度も主人公の境遇やもし自分にも同じことが起きたらと考えさせられもう一度読んでしまいました。

  • 非常に軽いタッチで翻訳されていて、文学作品を読んでいる感覚がなかった。ヘミングイエイ!って言いたくなるくらい軽い。やたらと印象に残るのは、戦争中なのにグラッパ(酒)を飲んでいること、イタリア人は戦争中でもイタリア人、この民族とは手を組んで戦争したくないな。ドイツ兵の様子が描かれていましたが、さすがは統率が取れてます。

  • 2009.3.28 読了

  • そういえば初めて読んだ日本以外の戦争ものの本。

  • ヘミングウェイの小説の「食べる」シーンが好きです。

  • とっても好きな感じだ

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著者プロフィール

Ernest Hemingway
1899年、シカゴ近郊オークパークで生まれる。高校で執筆活動に勤しみ、学内新聞に多くの記事を書き、学内文芸誌には3本の短編小説が掲載された。卒業後に職を得た新聞社を退職し、傷病兵運搬車の運転手として赴いたイタリア戦線で被弾し、肉体だけでなく精神にも深い傷を負って、生の向こうに常に死を意識するようになる。新聞記者として文章鍛錬を受けたため、文体は基本的には単文で短く簡潔なのを特徴とする。希土戦争、スペインでの闘牛見物、アフリカでのサファリ体験、スペイン内戦、第二次世界大戦、彼が好んで出かけたところには絶えず激烈な死があった。長編小説、『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』といった傑作も、背後に不穏な死の気配が漂っている。彼の才能は、長編より短編小説でこそ発揮されたと評価する向きがある。とくにアフリカとスペイン内戦を舞台にした1930年代に発表した中・短編小説は、死を扱う短編作家として円熟の域にまで達しており、読み応えがある。1945年度のノーベル文学賞の受賞対象になった『老人と海』では死は遠ざけられ、人間の究極的な生き方そのものに焦点が当てられ、ヘミングウェイの作品群のなかでは異色の作品といえる。1961年7月2日、ケチャムの自宅で猟銃による非業の最期を遂げた。

「2023年 『挿し絵入り版 老人と海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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