オルラ/オリーヴ園 モーパッサン傑作選 (光文社古典新訳文庫 Aモ 2-4)
- 光文社 (2020年9月9日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334754310
感想・レビュー・書評
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大学時代、フランス語の授業で初めて読んだ作品が、モーパッサンの『オルラ』であった。辞書を引いて、一語一語確認しながら読み進めていったが、ル・オルラと怪しいモノの名前が判明したところで、ゾッ〜とした記憶が残っている。
モーパッサン晩期の中、短編になるが、コメディ調のもの、悲劇的なもの、ホッコリさせられるもの等々、バリエーションに富んだ編集で、読み応えがある。 -
「7人いる子どもたちのうち、一人はあなたの
子じゃないのよ!」 -
作者のことは好きで何冊読んだが記憶してないが、どの作品もらしさが出ていて良かった。変に登場人物を作ったり、その説明がなくて読みやすいんだよな。やっぱり西洋人のコミュニケーション能力は成熟していて、自分の考えを見極めて生きている気がする。
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『ラテン語問題』『オトー父子』○。
編集部による最後の但書にグッときた。
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