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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334760076
感想・レビュー・書評
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原作はポアロの長編「五匹の子豚」
戯曲ではポアロは出てこず、ポアロの役を弁護士が務める。
小説版の方が五匹の子豚たちの入り乱れた愛情関係の緊迫感があった。戯曲版ではエイミアスのセリフがちょっと下品な感じがした。小説版とでは訳者が違う。エイミアスの最後を見つめるモデルのエリザの視線が最高潮なのだと思うが、やはり戯曲は俳優が演じてこそ、なのだろう。紙面で読んだ場合そこが小説と戯曲の違いか。
クリスティ自身が戯曲化した12の長編戯曲の最後の作品。
クリスティはポアロを演じる俳優にいまいち満足しなかったようだ。
1960発表 1960年3月ロンドンのダッチス劇場で初演
1988.5.20初版 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示
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