衛星を使い、私に (光文社文庫 ゆ 5-3)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766191

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ大好きです。新しいのが読みたい。書いてー。

  • 好きな作家さんの作品だが、ようやく書店で見つけて買うことができた。前2巻と違って連作短編の形だが、すべての短編を読むことで事件の流れと結末が明らかになるようになっている。
    評価としては、部分部分で見れば面白い点があるものの、全体として淡々とした進行(特に最終話の印象が大きいが)のためそこまでのめり込むほどではなかった。

  • クロハ・シリーズ3作目だが、時間が戻って自動車警邏隊時代の連作短編。そうかテレビで杏がやってたなあ・・・

  • クロハシリーズということで読んでみましたが短編集でした。それでもそれぞれの話に繋がりがあるところはよかったかも。前半はちょっと淡々としていた感じが残念。

  • タイトル、いい‼︎クロハは青いガラスのイメージ。凛として、壊れやすくて、繊細で、強さもある。

  • クロハシリーズの短篇集。
    ということをずっと知らなくて読み逃していたのを、ふとしたきっかけで知ることになり歓喜しながら読んだ。短編も巧みに書く作家さんですね。どれも良かったけど他者から見たクロハが書かれた作が良かったなあ。そして表題作。最後の最後でタイトルの意味が分かり、視界がひらけたような鮮やかな感覚に飲み込まれる。
    長編でも短編でもいいから、もっとクロハを!

  • しまった。読む順番を間違えたか・・・「プラ・バロック」から読めば尚楽しめたかも。

  • はじめて読む作家さんの警察小説。慣れない言葉が多く、また自動車工学も混ざってきて、色々難しい作品だった。ただ、主人公クロハを題材にした作品が他にもあるようだから、是非読んでみたい。

  • 『プラ・バロック』『エコイック・メモリ』に続くクロハ・シリーズ第三弾。本作は自動車警邏隊時代のクロハの活躍を描いた連作短編集である。

    前の二作ではクロハを含めた登場人物がカタカナ表記で描かれ、無機質でモノクロなイメージの中でストーリーが展開した。本作の二つ目の短編『二つからなる銃弾』で初めてクロハの名前が黒葉佑であることが明かされ、以降は無機質から有機質に、モノクロからカラーへとこれまでの物語のイメージが一新された。

    一つひとつの短編は独立しているようで、実は全ての短編で大きな物語を形成している。表題は非常に変わっているのだが、表題作の『衛星を使い、私に』を読むと、なるほどと納得する。

    クロハの事件に対するひた向きさ、推理力の冴えが光る連作短編、なかなか面白い。

  • 女性刑事クロハのシリーズ短篇集で、クロハが刑事になる前の事件が描かれている。
    麻薬、交通事故、射撃競技など、事件は様々。個人的にはライバル(?)視点から描かれた『二つからなる銃弾』が面白かった。

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