純平、考え直せ (光文社文庫 お 36-3)

著者 :
  • 光文社
3.18
  • (14)
  • (101)
  • (176)
  • (49)
  • (8)
本棚登録 : 1148
感想 : 108
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766627

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大半がコミカルに描かれているので、意識の枠外に置きがちな陰惨な現実と過去に突如、グッとフォーカスするラスト前15ページの酩酊の描写にやられた。読後に得られるのはカタルシスの反対。なのだけれど、良い。良い小説です。

  • 現実にない事はない話なんかなぁー

  • 不完全燃焼って感じ。

  • 悪くはないが本にする程かは微妙としか。

  • 2.5かな。

  • 21 歌舞伎町 ペット代わり埼玉県東松山市 青梅街道 中野坂上 半日で百万円 時給千円千時間 バレエダンサー カオリ 敷金 北岡 鉄砲玉 標準精度 早稲田大学元教授 グレる 無銭飲食 コインランドリー 三島の初版 新宿署の山田 30以上は皆ババア伊勢丹メンズ館 靖国通り 奈良 東武東上線 左官 手に職 沖縄崇拝 琉球人 左翼 S=LSD コカイン 兵隊 新宿プリンスホテル 防刃チョッキ 賃貸 ボトルキープ四千円 ゴロー 夢 ニューヨーク 焼肉 殺す価値 開き直り ヤギ髭 バイク 曼荼羅 北関東連合 若頭 長渕剛 北島 サンチェ マッコリ ユッケ 給食費払わない足立区

  • すこし物足りない

  • みんな誰かと繋がっていたい。
    どんな形でもいいから。

    嘘も誠も、誠実さも軽薄さも、
    無意識に人とのつながりを求めている。

    一人で生きて行くのは、ハードな道なんだね〜。

  • 純平がある仕事を任されてから周りの人との交流が、主題。

    リアル交流とネットの中で一方的に進む書き込みとの違いが切り口だと思った。

    ただ、ラストの展開がちょっと理解ができずラストだけが消化不良。

  • 表紙の純平画はもうちょっと今風にチャラくした方がいい気がしました。

全108件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥田英朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×