ウルトラマンメビウス: アンデレスホリゾント (光文社文庫 し 38-2)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 79
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766634

感想・レビュー・書評

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  • 直木賞作家が描くウルトラマンの世界・・・
    どんな世界だろうと思い、書店でたまたま見つけたこの本を手に取りました。
    作者の朱川さんは、TV放送版の脚本を3本手がけたそうです。本書は、その3本+序章の1本+終幕の一本から構成されています。主人公は宇宙人嫌いのGUYS隊員(地球防衛隊員)。その彼が、メビウスや基地の仲間たちとの関わり合いの中で、少しずつ変わっていく物語でした。
    自身の抱えている問題は、一人で解決することは難しい。けれども、周りに話すことのできる仲間がいれば、なにかを少しずつでも変えていくことができるのかな? そんな気持ちになりました。
    良い本でした。でも、文庫で900円はちょっと高いかな(笑)。

著者プロフィール

朱川湊人
昭和38年1月7日生まれ。出版社勤務をへて著述業。平成14年「フクロウ男」でオール読物推理小説新人賞。15年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞。17年大阪の少年を主人公にした短編集「花まんま」で直木賞を受賞。大阪出身。慶大卒。作品はほかに「都市伝説セピア」「さよならの空」「いっぺんさん」など多数。

「2021年 『時間色のリリィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朱川湊人の作品

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