招待状: 赤川次郎ショートショート王国 (光文社文庫 あ 1-167)

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  • 光文社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334774356

感想・レビュー・書評

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  • 特に「ある冬の夜」「3丁目の予約席」「父の日の時間割」が好きだった。赤川次郎作品を読むこと自体が久しぶりだったのでなんだか懐かしかった。
    かなり読みやすい。

  • 27の短編集からなる1冊ですが、1篇がすごく短くて3分くらいで読めてしまう話ばかりです。話がさっさと展開して、オチがあっという間にきてしまうので「えっ、もう終わり?!」と感じます。ジャンルはミステリやラブストーリーなど様々ですが、どの話も赤川次郎さんらしさが出ている話。ちょっとひねりが入っていて、でも良い意味で“単純”ですごく読みやすいですね。赤川次郎さんの小説が好きな人、読み慣れている人にとっては物足りないかなと思いますが、まだ読んだことのない人にはおすすめ◎

  • 全部で27編のショートショートが収録されています。

    面白いのはタイトルが赤川さんのファンクラブ会員の方から募集した物であると言う事。
    始めに目次にズラッと並んだタイトルを見た時、どれも興味をそそられる物ばかりでした。

    27編の中には、ちょっとオチが物足りない物もありましたが 心地いい物、ドキっとする物、意外性のある物など盛りだくさんで、楽しめました。

    ショートショート作品なので乗り物の移動時、病院の待ち時間 就寝前の一時など時間を有効に使いたい時に手軽に読めるのも魅力です。

  • 短編好きなので、好きな本。
    どの短編も面白かった。
    短編のストーリーをたくさん思いつけるのは凄い才能だなと思う。
    幽霊がでてくる、記憶をなくした花嫁、幽霊の忘れ物、が印象に残った。

  • 短編集ということもあり読みやすかった。一時間半くらいで読めた。

  • ショートショート。
    ほんの少しブラック。毒は薄い。
    夢オチ、痴呆オチ多い。

  • 27のショートショート。
    優しい切り口だったり、ピリッとしていたり、
    色々なお話があります。

  • 27の短編が収録された短編集。赤川さんの短編ってやっぱり面白い。数ページの短編でもストリーがしっかりしてて読み応えあり。ラストにゾッとするものあり、ホロッとするのもあり。特に面白かったのは結婚式場で出会う悲しい花嫁と祖父の話「記憶をなくした花嫁」。野心を持ち女を弄び捨ててきた男がラストに怖い目に遭う「いつもの別れ道」。時間のない時にでも読み切ることができるから、こういうショートショートは持ち歩くのもいいかも

  • 赤川氏だけあって、ショートショートでもほっと温かくて面白かった。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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