中国怪食紀行: 我が輩は冒険する舌である (知恵の森文庫 c こ 10-1)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334782054

感想・レビュー・書評

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  • 今の中国の食事事情はどうなっているか分からないけど、都市から離れると厨房に入れてくれそうなお店残っていそうよね。壁掛け茶はそのままお湯を注いで飲むとお茶というにはあれなものだけど、中国の脂っこい料理と一緒に飲むとさっぱりするという生活の知恵みたいなやつ凄い。蛇酒、肉の種類と解体技術は凄まじい。

  • 虫、犬、蛇、センザンコウ(穿山甲)、ネズミ、山猫、エイなど。
    今では到底食べられなくなっているものも多々あるだろうと思うと羨ましい。
    と同時に、往時のおおらかな中国の一端を垣間見せてくれる。
    写真が多数載せられているのが良い。

  • 2017/11/20 18:56:45

  • 古本屋

  • くさい食べ物多い(笑)でも食べてみたいかも。そして、何かと写真に写り込む著者がいい感じに胡散臭い。いい感じに。

  •  机以外の四足は何でも食べる中国というのは本当か??

  • 小泉武夫という人は偉大な食いしん坊だとおもう。食いしん坊を学問にして世界中の得体の知れないものを食べ歩き、考察してしまうという、ある意味で大変うらやましい生き方を実践している学者です。学者ではあるんでしょうが、文章が非常に平易で好意に満ちているために、自分もその国のその田舎にいって一緒に珍しい食べ物を食べているような気分にさせてくれます。大体が専門が発酵食品だっていうので、要するに半分腐ったようなものの話がたくさん出てきます。それがまたこの人の本で見ると美味そうで、危険極まりない。この本を読んだ後でクサヤだの鮒鮨だのヤヴァイ食べ物が食べたくなってしまって困ります。自分は好き嫌いはない、いやむしろゲテモノ大好き、って方に特にお勧めです。

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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