超入門 ボブ・ディラン (知恵の森文庫)

著者 : 中山康樹

• 光文社 (2017年2月9日発売)

感想・レビュー・書評

[フラビオさんの感想 · 2020年9月21日]

2020年9月21日読了。ノーベル賞の授賞式への出席を拒んだ稀代の偏屈者、謎が多くとっつきにくい音楽家ボブ・ディランに「入門」するための著者流の進め方とは。以前読んだ本の新装版を再読。長くボブ・ディランを聴いているが未だに名盤3部作とライブ盤しか愛聴していない未熟者の私だが、意外とその聴き方は「アリ」、マニアックな作品を無理して聴く必要はない、が「かっこよさ」「歌手としてのすごさ」「曲自体の魅力」などを順に理解していくことでボブの魅力に取り憑かれ、もう戻れないボブ信者に進化することができる…ということを改めて理解。もったいないからまだまだ色々聴いてみるか…。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2018年10月29日]

配置場所：摂枚文庫本
請求記号：767.8||N
資料ID：95180496

[もりさんの感想 · 2017年11月5日]

2017/11/3購入
2017/12/23読了

[kankankawaiさんの感想 · 2017年3月11日]

‪膨大なアルバムを誇るディランの世界を知るために、不要なアルバムと必聴アルバムをそれぞれ10枚取り上げている。またアーティストとしてのディランを解く七不思議といくつもの伝説も解説している。著者没後も文庫化して再発されるのは嬉しい限り。‬

著者プロフィール

1952年大阪生まれ。『スイングジャーナル』編集長を経て音楽評論家。ロックにも造詣が深くビートルズ系の本の中でも『ビートルズを笑え!』は辛口でありながら面白く書かれている。オノ・ヨーコに批判的で日本語が読めるオノに対して批判する評論家としては希有な存在。主な著書に『マイルスを聴け』（双葉社）『エヴァンスを聴け』（ロコモーションパブリッシング）『超ブルーノート入門』（集英社）『Jazz名曲入門』『Jazz名盤入門』（宝島社）『ジャズを聴くバカ、聴かぬバカ』（ＫＫベストセラ-ズ）『スイングジャ-ナル青春録』（径書房）『ビートルズ アメリカ盤のすべて』（集英社）『ビートルズ全曲制覇』（エイ出版）『ビートルズを笑え!』（廣済堂）『ディランを聴け』（講談社）『音楽中心生活』（径書房）『超ビートルズ入門』（音楽之友社）『クワタを聴け!』（集英社新書）『ジャズ・ヒップホップ・マイルス』（ＮＴＴ出版）等がある。

「2012年 『かんちがい音楽評論［JAZZ編］』 で使われていた紹介文から引用しています。」