- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334790035
感想・レビュー・書評
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「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」を改稿・改題した文庫本。「パティシエの秘密推理」のレビューで直ちゃんを受け入れられるかがこの本の評価のポイントと書きましたが、やはり同じ印象です。次第になじんではいきますが、第1話では直ちゃんはかなりゲスいので。
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お召し上がりは容疑者からパティシエの秘密推理として2013年9月幻冬舎文庫刊。書き下ろし。2020年4月難事件カフェと改題して光文社文庫化。シリーズ1作目。喪服の女王陛下のために、スフレの時間が教えてくれる、星空と死者と桃のタルト、最後は,甘い解決を、の4つの連作短編。グルメミステリかと思いきや、殺人とかが絡むミステリーだった。喫茶店を営む季(みのる)と店を手伝う弟の休職中の刑事智(さとる)に持ち込まれる難事件を解決していく。事件を持ち込む県警本部秘書室の直ちゃんが無理矢理感いっぱいで、納得できない世界でした。
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面白く読めました。お人好しの兄と不器用な頭の切れる弟とお騒がせの直ちゃんの関係が程良かったです。
四話の中で少しだけ登場する智が子供の頃のエピソード、多かれ少なかれ誰しもあって、この時のお兄ちゃんの言動がすぐ取れるって本当にカッコいいと思います。
スイーツも本当に美味しそうで、次作も楽しみです。 -
どの事件も、すれ違いや愛してるがゆえに起きてしまった。とても切ない気持ちになった。みのると智の兄弟の絆が好きだなぁ。直ちゃんの性格いいね。
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喫茶店プリエールを切り盛りする惣治兄弟が、警察官の直ちゃんが持ち込む未解決事件を捜査していく話。最後はちょっと切ないな…。
直ちゃんと智のキャラは、読み始め当初はそれぞれあまりいい感じしなかったけど、読んでくうちに良くなっていったかな。
プリエールのスイーツは食べてみたい! -
最後の的場莉子さんの話は良かったな。
ところで表紙はどっちがどっち?
背が高い方が智と書いてあったけど、絵は同じだよね。
手錠持ってる方が智? -
喫茶店が主な舞台ではありますが、人が死なない日常系ミステリではありません。とある事情から、喫茶店を経営する兄弟が、警察が苦戦している殺人事件の捜査と謎解きをするお話です。
ライトな外見なのに、割と重いテーマを扱っているところは「戦力外捜査官」を連想させます。 -
予想以上に面白かった!
スイーツも食べたくなるし事件も気になるしで読んでいて大忙しになる(笑)
莉子さんの話は衝撃的だったなー。
まさか7年前の事件と20年前の事件がそー絡むとは。。