Blue (光文社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334793036

感想・レビュー・書評

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  • 葉真中先生の作品は『絶叫』がど真ん中、どストライク。『ロストケア』で悶絶したのだが、『コクーン』で失速。。。コクーンのみ、ちょっと私の好みではなかった。


    そしてこの『Blue』。
    購入に躊躇していたのだが、フォロワーさんの評価も悪くないようなのでAmazonで思い切ってポチってみた。古本だが(^◇^;)

    そしたら、ページが本から千切れているよ。。。
    何てこったい。
    最悪だ(-。-;
    オンライン購入の中古本は時々大失敗がある(-。-;

    何とか糊で貼り付けて読み始める。


    これは壮大な平成誌。
    平成を生きてきた人間にはどこか懐かしく読み進められるのではないか。

    その平成という時代と共に、2つの大きな事件が語られていく。
    その中心に居たのがBlueと呼ばれる人物。

    彼は何処にいるのか、何故殺さなくてはならなかったのか。

    児童虐待、貧困家庭、外国人の低賃金労働等々様々な社会問題に触れられている。


    これだけの厚み、これだけの物語。
    この作者様はいつも凄い。
    読み終わった後の恍惚感も凄い。

    ただ、この平成という時代を生きたというのは、、、短すぎやしないか。。。
    彼にはもっと生きて欲しかったよ。。。

    • かなさん
      bmakiさん、こんばんは!
      葉真中顕さんの作品って
      これでも、これでもか!ってくらい
      いろんな社会問題を詰め込んできますよね…。
      ...
      bmakiさん、こんばんは!
      葉真中顕さんの作品って
      これでも、これでもか!ってくらい
      いろんな社会問題を詰め込んできますよね…。
      読んでいて、痛さを感じちゃうほど(^-^;
      でも、またそれがいいんですよねぇ…。
      私もブルーには令和も生きてほしかったです。
      2023/08/15
    • bmakiさん
      かなさん

      コメントありがとうございます(*^▽^*)

      葉真中先生、本当に凄い作家さんですよね。読ませますよねー(^^)
      一冊の...
      かなさん

      コメントありがとうございます(*^▽^*)

      葉真中先生、本当に凄い作家さんですよね。読ませますよねー(^^)
      一冊の本の中に、これでもかってくらいの社会問題突っ込んできますよね。

      このところ、貧困や、虐待の本を読むことが多くて、、、
      こういう世界はほんの一部ではなくて、日本国内でも当たり前に有る世界なのか。。。
      自分が如何に幸せな人生だったのか思い知らされます。。。

      しかしこういう物語はかなさん仰る通り、痛みを伴いますね。。。
      読んでいて痛い、辛い、切ない。。。
      何処かに明るい出口を求めてしまいます。

      せめてブルーには生きて欲しかったな。。。
      2023/08/15
  •  本作は、「格差社会が生んだ闇」をテーマにした重厚な犯罪小説でした。読後は、何ともやるせない悲痛な気持ちになりました。慟哭必至の物語です。

     児童虐待、毒親、子供の貧困、無戸籍児、外国人労働者からの搾取等、多くの社会問題を背景にしています。
     2つの殺人事件、そして無戸籍で生まれ、暴力と貧困を経て市井に紛れた男<ブルー>‥。これらが一本の糸でつながっていく展開です。
     平成という時代の光と闇の中で、<ブルー>の存在とは何だったのか? 社会を強烈にえぐり、読み手に重い諸々の問題を突きつける内容は、葉真中顕さんの真骨頂?ではないでしょうか。

     平成時代の出来事、文化、風俗、流行などを俯瞰し、時に細かく、時に具体的に物語に重ねて描き込んでいるため、リアル世代の方は既視感を覚えるでしょう。物語の世界観に没入する要因になっている気がします。

     特に物語で焦点化され、最重要テーマと言えるのが、「親と子の関係」だと思います。我が子を愛せない、愛さない親が多く登場(刑事側にも)し、これが負の連鎖のように続くので、私たちに自分事と捉えさせます。

     描かれた闇は平成に限ったことではなく、多くの問題をやや盛り込み過ぎの感もありました。
     それでも、「かわいそう」「仕方ない」では済ませられない、子育てに関する親の責任の重さを痛感します。
     読後、本当に悲しく、切なく、いたたまれない感情を処理しきれない状況に陥りますが、読んでよかった、読むべき一冊だったと言いきれます。心の琴線に触れる作品でした。

  • 平成という時代を、経済や天災・犯罪と共に、文化や流行・風俗まで作中に描いたミステリーです。
    2019年初版平成が終わり、ひとつの時代を読み物とされています。
    日本に戦争が無かった時代の、平和で安全でバブルは去ったといえ、経済にも恵まれた日本の闇の部分。その闇から生まれた無戸籍児“ブルー”が社会機構から見放された厳しい生涯がミステリーの中心です。
    機能不全家庭・児童虐待・貧困という中で育つ子供達。外国人労働者、技能実習生の諸問題。なかなか盛りだくさんの内容です。社会派小説としての詳細に時代を追った分、メインの少年の心情とか成長などは多少希薄になったような気がしています。ブルーが親を選べなかった子供達の為、過去に犯した自分の罪を償う新たな罪を犯し、彼の生涯と平成が終わりを迎えます。
    ブルーの生涯は、彼を知る人の語りに終始します。
    もったいないような気もしますが、そこが不憫さを際立たせるのかもしれないです。

    • みんみんさん
      この方は絶叫しか読んでないけど
      この作品も気になってた〜
      この方は絶叫しか読んでないけど
      この作品も気になってた〜
      2023/05/14
    • おびのりさん
      ロストケアはどうだろうね。
      この作品は、力作だと思うけど、社会派よりかな。
      平成を全部入れたいって感じがわかるのよ。
      だから、ミステリとして...
      ロストケアはどうだろうね。
      この作品は、力作だと思うけど、社会派よりかな。
      平成を全部入れたいって感じがわかるのよ。
      だから、ミステリとしては、メインストーリーがうすいかなと思う。
      濃い目の作風かしらね。
      2023/05/14
    • みんみんさん
      ガッツリ社会派みたいね
      ロストケアも読みたいけどもう少し後かな
      ちょうど義父の一周忌で介護やホームの作品は読みたくないわ( ̄▽ ̄)
      ガッツリ社会派みたいね
      ロストケアも読みたいけどもう少し後かな
      ちょうど義父の一周忌で介護やホームの作品は読みたくないわ( ̄▽ ̄)
      2023/05/14
  • 名は青、母親は彼をブルーと呼んだ。。。

    ブルーにはない、愛と幸福に満たされた家庭
    それを滅茶苦茶に崩壊したいという気持ちに翻弄されます
    苦しみもがき、平成という太く短い時代を生きたブルーの人生を追います

    躾とは言えない幼児虐待、貧困、無戸籍児、外国人の低賃金労働、違法売春、ドラッグ、様々な社会問題が生んだ犯罪小説です
    バブルが弾けた平成の世相に、一つの事件をきっかけに二つの殺人事件が起きてしまいます

    ブルーが気に入っていた『早朝のごく短い時間だけ、水と光と霧が奇跡のバランスで織りなす、美しい〝運命の湖”』の写真
    ブルーはそれに何を思い馳せたのでしょうか
    そう思うだけで、悲しく切ない気持ちになってしまいます

    出来事や流行った物・ヒット曲等が作中に随時出て来ますので、平成史を懐かしく、振り返りました
    正直言って、そんなに前だっけ?そんなに最近だっけ?と自分が持っていたイメージや記憶と現実が所々ずれていて、苦笑いでした( ̄▽ ̄;)

    東日本大震災、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、米国同時多発テロ、就職氷河期、世界で一つだけの花♪、尾崎豊、ハイパーヨーヨー、ゲームボーイ、たまごっち、ルーズソックス、ポケモン、スーパーファミコン、ティラミス。。。。


    初めましての葉真中輝さんの作品でした
    本の分厚さの割に、平日隙間時間の読書で毎日ちびちびとしか進まず、今読み終えてホッとしています
    そして、令和の今も尚続いている社会問題を突きつけられ、今日のスッキリしない天気の様に気持ちもドヨヨーンとしています ε-( ̄◇ ̄;)
    少しあけて、違う作品も読もうと思っています

    • yukimisakeさん
      こんばんは、いつもありがとうございます!
      この作品、本当にきついですよね。本当に暫く引きずりました…。
      それを思い出し思わずコメントしてしま...
      こんばんは、いつもありがとうございます!
      この作品、本当にきついですよね。本当に暫く引きずりました…。
      それを思い出し思わずコメントしてしまいました。
      次はちょっと軽めのものを読んで下さいね。ティラミスって当たり前のような顔をして今もいますけど、平成が初出だったんですね!
      2023/09/24
    • ハッピーアワーをキメたK村さん
      yukimisakeさん、こんばんは!
      いつも楽しくレビュー拝見させて頂いています
      コメントありがとうございます

      私も同じく感情移入型読者...
      yukimisakeさん、こんばんは!
      いつも楽しくレビュー拝見させて頂いています
      コメントありがとうございます

      私も同じく感情移入型読者の様で、暫く残ってしまうので、今は全く違うファンタジーを読んでいます笑
      それでも葉真中顕さんの他の作品も気になる所なので、後日挑戦したいと思っています

      ティラミスですね、すっかり定着していますよね〜

      これからもよろしくお願いします





      2023/09/24
    • yukimisakeさん
      こんにちは、こちらこそ、毎回レビュー楽しみにしてます!
      K村さんも同じく感情移入型ですか!尚更ブルー辛いですよね…。ファンタジーは良いチョイ...
      こんにちは、こちらこそ、毎回レビュー楽しみにしてます!
      K村さんも同じく感情移入型ですか!尚更ブルー辛いですよね…。ファンタジーは良いチョイスだすね!
      また他の葉真中さんのレビューも楽しみにしております。

      ティラミス大好きです笑。
      こちらこそ、宜しくお願いします。
      2023/09/25
  • 図書館本

    ブルーという、戸籍のない子の物語。
    虐待とか毒親、貧困、外国人労働者など、この社会の澱を掬って一つの物語を作り上げた感じ。
    読んでいてスッキリすることなんてないけれど、
    これに近い現実があるんだと、読み進めてしまう。

  • 平成時代の社会の闇を凝縮したような内容です。

    ベトナムの『運命の湖』という美しい青色をした湖の風景から始まります。
    これに関しては何の予備知識も入れずに読み始めた為、完全に油断していました。

    この景色が伏線なんだろうなあ、位で読み進めて行くうちに、おや?あらあら?これは…
    コレヲヨムニハ、カクゴガヒツヨウダ…
    と、思わず片仮名変換になってしまう位に辛い話が続きます。
    これでもか、これでもかと言う程に。

    圧倒的な文章力と構成、ミステリ要素も上手く取り入れられており、目を逸らしたくなる闇が続くにも関わらずページを捲る手が止まりませんでした。
    この状態に既視感を覚えていたのですが、櫛木理宇さん著『世界が赫に染まる日に』での読書体験と似ていました。

    そしてまたもや感情移入型読者の私は大変しんどくなったのでした。(やはり良い意味で)

    平成時代の時事ネタもきちんと出てきますので、これはノンフィクションではないのだろうかと途中で錯覚を覚え空恐ろしくなったものですが、実際に今もこういった無国籍児、違法売春、児童虐待は日常のように行われているのでしょう。

    久々に社会派ミステリの深みに唸りました。

  • 見方によってはとてつもなく醜悪で救いのない話なのに、それでも、それゆえに惹きつけられる。
    何よりラストに待つ闇の中の米粒ほどの光。
    それは逃避によってもたらされたものかもしれないけれど、そこに人間の本質的な部分を信じる何かがあるようで、醜悪さとのギャップでより美しくも感じました。
    葉真中作品には時にハッとさせられるような美しかったり、力強く感じる部分と、社会の闇という残酷さや醜悪さが両立しているから、忘れがたい作品になるのかもしれません。

    舞台となる時代は平成の31年間。時代を超えて犯された二つの犯罪が、ある一人の人間の壮絶な人生を浮かび上がらせます。

    当時の世相やブーム、実際の事件を交えながら犯人だけでなく、刑事や証言者たちの生い立ちからも平成という時代が生んだ様々なひずみが描かれます。
    たとえば経済格差や搾取、不景気、家族の解体、個人化、児童虐待といったものが、物語の節々で軋みを生み進んでいく前半部は、まさに今の時代の閉塞感は前時代から地続きとなって表面化してきたものだと実感させられます。

    刑事の執念の捜査によって徐々に浮かび上がる、一家惨殺事件の真相。そこに立ちふさがるのも社会の闇と組織の論理。そして物語は後半部、改元間近の平成31年へと移り……

    読み終えたときは平成という時代の闇やひずみが瞬く間に、自分の脳内を駆け巡っていった気がしました。
    平成の裏面を親から何も与えられず、社会からも見つけてもらえず、それでも駆け抜けた“ブルー”。警察の捜査が進むごとに彼の壮絶な人生がしのばれ、自然と感情移入してしまい先へ先へと読み進めなければいけない、という感覚に陥っていました。
    彼を刑事たちと追うことが、そのまま時代の裏面を駆けることとイコールだったのかもしれません。

    そしてブルーだけでなく、彼を追う刑事たちも、囲う人物たちもみな時代の闇に翻弄されたり、愛すべき家族という神話にとらわれていたりと、それぞれに何かを背負っていて、その人間ドラマや葛藤も非常に読み応えがありました。
    単に犯罪捜査のミステリでもなく、時代や社会を断罪するだけでもなく、こうした個人の物語にもフォーカスするからこそ、この作品はより心に残ったのだと思います。

    家族とは? 罪とは? 救いとは? 正義とは? 罪を憎んで人を憎まずというならば、この事件の場合何を憎むのが正解なのか?

    ミステリらしい仕掛けも用意し、一方でこうした問いが読後心に沈殿する。いい意味で尾を引く社会派ミステリ。
    平成という時代の軋み。それは今なお残り、なお一層不気味に音を立て続けている気がします。その音にかき消された人々の叫びを大小問わずすくい上げ、小説に昇華した迫力満点の力作です。

  • 葉真中顕『Blue』光文社文庫。

    社会派ミステリー小説。葉真中顕の文庫化された作品は全て読んでいるが、これまでのところハズレが無いので期待が高いのだが……

    そこそこ面白いのだが、ストーリーの継ぎ接ぎ感が強い。ストーリーの芯になるものが見えて来ないのだ。

    平成という時代の記憶を振り返りながら、平成15年と平成31年に起きた2つの殺人事件を中心に物語は展開する。腐敗し切った平成という時代の実像と儚げな夢。

    平成15年に起きた青梅一家殺害事件。最重要容疑者とされる引きこもりの次女の篠原夏希は薬物の過剰摂取により浴室で死亡していた。事件を捜査していた刑事の藤崎文吾は犯人とされる夏希が産んだブルーと呼ばれる無戸籍児の存在を知る。後一歩で事件の真相と真犯人に辿り着くというところで警察は捜査を終了させ、事件は迷宮入りする。藤崎は離婚を機に警察を退職し、独自捜査を行う。

    時は流れ、平成31年4月、桜ヶ丘署に復帰したばかりの刑事の奥貫綾乃は多摩ニュータウン男女二人殺害事件の捜査に加わることになった。団地の空き部屋で発見された身元不明の男女の腐乱死体。奇しくも綾乃がコンビを組んだのは藤崎の娘の司だった……

    2つの殺人事件の間にあるものは……

    日本が高度経済成長を遂げ、国民が豊かな暮らしを享受した昭和。平成という時代にに入り、バブルがはじけると様々な社会問題が噴出していく。相継ぐ企業の破綻、親による子供への虐待、育児放棄、無戸籍児、引きこもり、ドラッグ、援助交際、非正規雇用の拡大による貧富の格差、安価な労働力確保のための外国人実習生の受け入れ、外国人差別、犯罪の凶悪化などなど。そして、社会問題が噴出し、疲弊した日本に追い討ちをかけるように起きた東日本大震災。

    諸行無常……

    令和。新型コロナウイルス感染症が猛威を奮い、我々の健康と命が危機にさらされている。恐らくはこの感染症が収まっても、以前のような平穏な日々は戻って来ないだろう。貧富の格差はさらに広がり、社会保障への我々の経済負担は増すばかりになるだろう。

    本体価格920円
    ★★★★

  • 平成という時代を一気に駆け抜けた感じで、まさに平成史。平成を象徴する出来事や固有名詞がたくさん出てきて、ドンピシャ世代にはたまらない懐かしさ。
    そしてこの時代によく耳にするようになった、児童虐待や貧困、無国籍児など様々な社会問題をテーマとした社会派ミステリー。
    葉真中氏の書く社会派ミステリーは大好きなので、かなり期待して自分でハードルを上げすぎてしまった。もちろん飽きることなくすらすら読み進めることができてとても面白かった。しかし「ロストケア」や「絶叫」を読了した時のような満足感は、今回は得られなかった。あの2作品が個人的にはあまりにも面白くてツボだったので、まあ仕方ないのかもしれない。
    それでも葉真中氏の書く社会派ミステリーは大好き。

  • 真相を知りたくて読み進めていったが、そこに描かれているのは、児童虐待、無戸籍児、搾取ともいうべき外国人労働者の実態で、胸が痛かった。負の連鎖はどこでどのように断ち切られるのだろうか。
    事件の真相が解決した時に、登場人物の1人が言っていた言葉にハッとさせられた。「負」は形は違えども、誰もが人知れず抱えているものだ。そこに寄り添ってくれる人が1人でもいるなら、連鎖の縄目は少しづつ解かれていくのかもしれない。

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著者プロフィール

葉真中顕

1976年東京都生まれ。2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。2019年『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞、第72回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。

「2022年 『ロング・アフタヌーン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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