EDS緊急推理解決院 (カッパノベルス)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924744

感想・レビュー・書評

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  • ミステリのバラエティパック。

  • ハードボイルドな小児推理科が可愛くて好きです。
    ミステリとして膝を打ったのはスポーツ推理科かな。

  • アンソロジーでここに入っている石持浅海の『院長室』を読み、興味を持って借りたもの。これもアンソロジーっちゃアンソロジーになるのか。いろんな作家さんが書いてるもんね。クリスマスイブの1日というていで時系列でいろんな話がごっちゃになってるので、正直大変分かりにくい。何日かに分けて読んだので、余計にそう思うかも。そもそも『院長室』だって、いくらなんでもそんなに長時間話してないだろ、と今となれば思う。『歴史推理科』はトリックも分かりにくいというか、私には理解できなかった。全体として、そんなに面白くなかった…。

  • 二階堂黎人氏が企画のミステリー作家陣による短編集。
    怪奇推理科、スポーツ推理科、小児推理科、女性推理科など、あらゆる分野に特化した推理科を設置した日本で唯一の問題解決専門の施設・緊急推理解決院、通称EDS。

  • いろんな作家さんが一気に読めてお得感が。
    でも、好みがあるから読みにくい作家さんの部分は難があるかも。

  • 新世紀「謎」倶楽部の面々による合作式のミステリ。
    それぞれが基本的には短編として独立して読める作品ですが
    それぞれに作品や人物に言及している部分もあり、それを
    更に二階堂黎人氏が全体のバランスをとるべく調整した...
    ような、やはり合作の長編作。

    新宿副都心に開設された「EDS 緊急推理解決院」という
    警察では対応しきれない難事件や不可解な謎を、名探偵の
    知力と名推理によって、早期に解決しようという施設。
    あるクリスマスイブにこのEDSに持ち込まれた様々な
    事件を専門分野ごとの探偵師と助師の鮮やかな解決が描かれます。

    好みによって様々ですがどの事件(短編)もボリュームと
    今作における変わった縛りのある中、充分に楽しめる内容。

    参加作家は石持浅海、加賀美将之、黒田研二、小森健太朗、
    高田崇史、柄刀一、鳥飼否宇、二階堂黎人、松尾由美の9名。
    各作家さんが実際に書かれた探偵が登場するなどサービス面も
    充分。まさか、クロケンの「銭山」ちゃんに再会できるとは
    思わなかった!! そして烏賊川市のあの探偵も...少しだけ登場しますw。

  • 久しぶりに推理小説が読みたくなって。合作で、ところどころ繋がるところがある。人によって当たり外れがある感じは否めないかな。全員はじめて読んだけど、個人的には女性推理科の松尾由美さんの雰囲気が好きでした。院長室の石持浅海さんも、後半ぐいぐいひきこまれた。

  • 夏に読んだ(ぁ
    冬に読むのがお勧めかも。
    絵が、凄い。繰り返し繰り返し。

  • 緊急部分は院長室だけじゃないだろうかと思ったけど、院長室は推理と関係ない(…)緊急推理部分はない気がする、タイトル負け?でも基本的には面白かった。一個一個の短編として読むならちょっと微妙な部分もあるだろうけど、時系列別に並べてるから面白く読めた。幼稚園児探偵は息抜きに嬉しい。不可能科はそんなに不可能じゃなかったから影が薄いような気もするけど。文体の差だとか好みの分かれる部分だとかはそれなりにあったけど、私は結構楽しく読めて終わった。久しぶりのミステリ(これは其処までミステリぽくないけど)だからだったのかもしれないけど。

  • 「警察では対応しきれない難事件や不可解な謎を、市井の名探偵の知力と名推理によって、早期に解決しようという施設」
    石持浅海が読みたくて読みました。
    どれも面白かったです!!!

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