- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334926977
感想・レビュー・書評
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期待はずれで残念。
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登場するのは、ペルミゴレージのスターバト・マーテル。
心理状況の背景として。
ちょっと周りを冷めた目で見ている小学生の男女、
それぞれ違う人生を歩み、大人になって偶然出会い、事件へと突入。追い詰められた状況で最後は北海道、冬の中山峠、
あ~、そんな風に締められるのか~、あり得るなぁ。
もう一編は、マレーシアが舞台となる。 -
30年ぶりに
中学の同級生と再会
お互いそれぞれ
かかわっていない間の
人生があって
そして今
死とか孤独に向き合ってる
タイミングでの再会
静かな哀しさ感じる -
表題作は、中年不倫ものに、技術の軍事転用問題をからめてるところが篠田節子っぽいかなあ。しかし、めんどくさい人たち。
併載の「エメラルド・アイランド」は、技巧的な緊急事態ものだが、スピーディでスカッとしたので、★1つ追加。問題のあるキャラたちが、こちらはそれぞれ共感できた。 -
スターバト・マーテルとは、26歳で夭逝したナポリ派の天才、ペルゴレージが死の間際に書き残した曲。「スターバト・マーテル」と「エメラルド アイランド」同じ作家の作品とは思えるような思えないような。少し期待はずれ。2010/5
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久々にスケールの大きいラブストーリーに圧倒されました。幸福な時間を共有する一瞬があればその先の人生はいらないなんて言われたら、その場で萌え死んでしまうわ。
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何も関わりを持つことがなくても、ただひとりの人の存在だけで生きてゆけることもある。
あまり感情移入もせず読み進めていたつもりだったが
後半の光洋のひとことにやられた。
私なら、その瞬間に思う。
「生きるのもいい。死ぬのもいい。この人となら。」
しかし、主人公の彩子は・・やはり、ひっそりと冷めて毅然としていたが。。。 -
静。生。閃光。
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自分だったら、どうするかなぁ・・・と密かに考えながら読み進めた。
同意できる部分もあれば、うーんと思うこともあり。
女だから理解できれば、できないこともあるかな~という感じ。
嫌いじゃない。
でも、ちょっと救いがない感じが、読んでいてつらい。