- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927028
感想・レビュー・書評
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泉さんは「金色様」に似ている
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□ 15116.
〈読破期間〉
2015/8/6~2015/8/14 -
誰もが知っている「シンデレラ」のお話。もちろん、そのほとんどはディズニーアニメだと思うけど。
会社の企画で、この話の翻案を練っていた私は、「この人って、幸せ?」と思う。
そして、それを社長に言うと、なぜか社長も同意して、私に、違う企画を命じる。
それは、この会社を立ち上げるときに会計をしていた人のギリのお姉さんだという。
名前は、倉橋泉。
1950年4月29日、長野県生まれ。
ということで、私の取材で、泉の物語が始まる。
「むかしむかしあるところに、倉橋泉という娘が住んでいました…。」
取材内容と、それを元にした小説が交互にでてきて、16章に分かれ、彼女の生まれからいなくなってしまうまでが書かれている。
常に誤解されながら、飄々と生きているように見える泉の最後のいなくなる場面がどうしても泣けてしまう。
「富み善き美しきお姫様の物語」と最初のほうであるが、とにかく、泉という女性が奇妙に魅力的でなことは確かである。 -
ラストで3つの願いが明かされるが泉の一生を考えると不憫すぎるような気がする
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あ~~~凄い良かった
感涙
ギャップ
あの訛り -
面白かった。切なかった。
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最後まで読みきらせる筆力はすごい。