劇的ワンペーパー One-Paper Magic

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 101
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334934064

作品紹介・あらすじ

「稼ぐ」「出世する」「転職する」。今の時代、何を目指すにしても、「書く能力」がないと絶対に成功しない。人と金を動かす「ワンペーパー」の書き方。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスマンの求められる能力、書く能力。企画書をパワーポイント、1~2枚の企画書、詳細の企画書。それらを論理的に書くこと。そのノウハウが詰まった本。

  • 我らが、はめられた公務員先生の新刊。
    今までの公務員ものとは趣が違うが、授業中に色々指摘されていることが散りばめられているので、以前から暖められていたのだろう。
    書かれていることは意外と当たり前なことなのだが、当たり前のことがなかなか出来ないと言うことか。
    残念ながらあまり売れないかも知れない・・・

  • 1枚でまとめるのが苦手なため参考に。個人的にはパワーポイント1スライド1メッセージのシンプルなやつが楽だが、素早く決済を取りに行く時などに必要なスキルかと

  • この手の本では、久々に私の思っているところと内容がよく一致したヒット。情報を分析・要約してわかりやすく伝えることこそビジネスコミュニケーションの要諦であって、そのための訓練としてレポートを1枚にまとめて伝えることが有効と説く。官僚は物事の本質をワンフレーズですばやく見抜くことに異様に長けているなど、著者の経験も踏まえ、実感にあふれるメッセージ多数。

  • 具体論というよりも、「劇的ワンペーパー」をつくるための土台づくり的な内容。

    「実践編」があってもいいかもしれませんね。先生。

  • 絶対にもう一度読むぞ、この野郎。

  • 今、まさに自分に必要な能力が、アウトプットする能力、つまり書くということだと思っています。
    書く能力が「稼ぐ」ことにリアルに関連している事を実感しました。
    その書くことを、パワポのプレゼン資料や何枚もの企画書ではなく、ワードで1枚でまとめるワンペーパーで書く技術を伝授しようとしています。

    まず、ビジネスで求められる書く技術は、「文章力」ではなくて、「情報処理能力」が重要であること。
    詩的な表現を使う必要はなく、むしろわかりにくくするだけ。自分が持っている情報のなかで「最も重要と思われる情報」を、一定の構成に従って順番に配置していけばよいのです。

    よって、この本の肝は「情報処理技術」と思ってください。
    その方法を使って、大枠で情報を整理すること。
    この生理が出きれば、ワンペーパー企画書、報告書が作れます。
    他の章で、パワポ派が陥る罠等の項目もありますが、処理技術の章はせいぜい100ページ程です。
    ただ、一定の構成を知る意味でも、この本はありです。

  • パワポ/200704

  • 資料をいかに1枚で書くか。
    それをとことん追求した書。

    でもちょっとクドイ。

  • 第一章が不必要に長い。
    第二章、以下もたいしたことは書いてない。
    言いたいことは、二ページで十分だろう。「なるほど!」、というよりは知っていることの確認である。
    読みやすい文章だというのは確か。

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著者プロフィール

神戸学院大学現代社会学部教授。1964年、奈良県大和郡山市生まれ。同志社大学文学部英文科卒業、The School of Public Polich, The University of Michigan 修了(公共政策修士)、新潟大学大学院現代社会文化研究科(博士後期課程)修了(経済学博士)。大和郡山市役所勤務ののち、旧労働省入省(国家公務員Ⅰ種試験行政職)。厚生省生活衛生局指導課課長補佐(法令担当)、新潟県総合政策部情報政策課長、厚生省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授、その後教授。2014年より現職。2007年官房長官主催の「官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会」委員、2008年からは国家公務員制度改革推進本部顧問会議ワーキンググループ委員を務める。主な著書に、『天下りの研究』『公務員バッシングの研究』(明石書店)、『政治主導はなぜ失敗するのか?』(光文社新書)、『間違いだらけの公務員制度改革』(日本経済新聞社)、『財務省支配の裏側』(朝日選書)など多数。

「2018年 『没落するキャリア官僚 エリート性の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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