インチキ科学の解読法 ついつい信じてしまうトンデモ学説

  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334961701

感想・レビュー・書評

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  • エセ科学を糾弾する本。僕はガードナーさんの著作が好きで、「面白い数学パズル」(だったっけ?絶版)からファンです。ですがしかし、この本はイマイチでした。なんででしょうね?よくわかりませんが、これを読むよりは同じ作者による「奇妙な論理」を読む方がいいように思いました。あちらはこの領域では古典で、非常にすぐれた本です。

  • リフレクソロジーに色んなモンのせすぎって話が面白かった。足の裏をモンで貰って気持ちいいな、以外に癌が治るとかそういう案件をのっけるとせっかくの癒しが詐欺に変化してしまう。

  • 扱っている疑似科学の多方面さはさすがだが、「解読法」ではなく「紹介」に終わっているのが少し残念。個人的には関心のあった創造論やID説、カスタネダなどをおさえてくれていたので良しとする…かな。

  • 読みづらい。日本語としてわかりづらいし、本の構成そのものがよくない。科学の話がほとんど無い。タイトルと中身が違う。知らない話を知れたところはよかったが

  • 普通におもしろい。
    世の中色んな人やものがあるな

  • 懐疑主義者の団体である<a href="http://www.csicop.org/">CSICOP</a>の機関誌Sceptical Inquirerに連載していた科学エッセイをまとめたもの。Martin Gardnerの著作を初めて読んだのはもう30年も前であり、失礼ながら既に過去の人だと思っていたため、本書を、書店でみたときも昔の論考の再編集だと思っていたら全くの新刊だったので非常に驚いた。連載時期は90年代後半。原著の刊行は2000年。著者は1914年生まれなので80代でこのような科学エッセイを書いていたことになる。それだけで結構感心してしまう。内容的には、米国社会の状況を反映してか多かれ少なかれ宗教に関係する事項が多い。「奇妙な論理」などの往年の著作と基本スタンスは全く変わっていないが、齢を経たためか哲学的省察とでもいえる雰囲気も漂っており、これはこれでなかなか味わい深い。懐疑主義的論考が好きな人にはお勧め。いつも思うのだがこの種の本の題名はもう少しどうにかならないのかなあ。原題をそのまま使いづらいというのはわかるんだけど。

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著者プロフィール

1914年アメリカ・オクラホマ生まれ。批評家、数学者、サイエンス・ライター。ルイス・キャロルその人と作品に関する世界有数の専門家。これまで100冊以上の著書を持ち、『サイエンティフィック・アメリカン』誌上では1956~1981年まで25年に渡って人気コラム「数学ゲーム」を連載した。『ゲーテル、エッシャ、バッハ』のダグラス・ホフスタッターからも「20世紀アメリカの生んだ偉大な知性」と評されている。邦訳書に『マーチン・ガードナーの数学ゲーム』(全3巻、日経サイエンス)、『ルイス・キャロル――遊びの宇宙』(白揚社)、『奇妙な論理』(全2巻、ハヤカワ文庫)など多数。

「2019年 『詳注アリス 完全決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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