精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術 (美人時間シリーズ)
- 光文社 (2015年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334978105
感想・レビュー・書評
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まさしく!散々片付け本を読んだけど、物が減らせない〜というトラウマから解放させてくれる、ある意味言い訳本⁉︎。でも、清潔にしてさえいれば、多少散らかってても、疲れたり怒ったりするより精神的にいい、という精神科医からのアプローチは面白い。他人を呼んだりしなきゃいいじゃん、カビがなかったらペニシリンは発見されなかったよ、というのもホッとした。
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(図書館で借りた本)
読み始めた(5月2日)〜読み終わった(5月14日)
具体的な「片づけ術」は第3章から。
気になる箇所を抜粋すると以下のとおり。
★★★
「片づけの最重要目的」
①健康のため清潔・安全を維持すること
②物を紛失しないこと
③欲しい物がすぐに取りだせること
「床に物を直接置かないこと」を徹底する
「床がフローリング以外なら、掃除機がけは毎日が理想。フローリングも1週間に1〜2回は必須で、こちらもできれば毎日かけたい」
テーブルや机の上に物を置かない
掃除の簡略化には「壁面収納」
★★★
ある程度の「断捨離」は必要。
まずは「清潔感」に重点を置いて床面積を増やしていきたい。 -
ときめかなくてもなにも全部を一気に手放さなくていいよ!
と、昨今のお片付けブームと真逆のご意見。
片付けられないわたしに優しい本でした。
まずは、他人のためでなく自分や家族が心地よく安全に清潔に過ごせる、が大前提。もうここで緊張が解けるというか、肩の力が抜けました。
どうせやるなら雑誌に載ってるような生活感のない部屋を!とか意気込みがち(俗物なので)ですが、まずは自分優先でいいと言ってくれるのがありがたい。
クローゼの整理も、ところてん方式。
これはすぐにでも試せるのでありがたい。
強迫じみた気持ちで片付けジプシーをしている自分には、オアシス的な本になりました。
時々、自分を落ち着かせるために読み返したいな。