精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術 (美人時間シリーズ)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334978105

感想・レビュー・書評

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  • まさしく!散々片付け本を読んだけど、物が減らせない〜というトラウマから解放させてくれる、ある意味言い訳本⁉︎。でも、清潔にしてさえいれば、多少散らかってても、疲れたり怒ったりするより精神的にいい、という精神科医からのアプローチは面白い。他人を呼んだりしなきゃいいじゃん、カビがなかったらペニシリンは発見されなかったよ、というのもホッとした。

  • (図書館で借りた本)
    読み始めた(5月2日)〜読み終わった(5月14日)

    具体的な「片づけ術」は第3章から。
    気になる箇所を抜粋すると以下のとおり。

    ★★★
    「片づけの最重要目的」
    ①健康のため清潔・安全を維持すること
    ②物を紛失しないこと
    ③欲しい物がすぐに取りだせること

    「床に物を直接置かないこと」を徹底する

    「床がフローリング以外なら、掃除機がけは毎日が理想。フローリングも1週間に1〜2回は必須で、こちらもできれば毎日かけたい」

    テーブルや机の上に物を置かない
    掃除の簡略化には「壁面収納」
    ★★★

    ある程度の「断捨離」は必要。
    まずは「清潔感」に重点を置いて床面積を増やしていきたい。

  • ときめかなくてもなにも全部を一気に手放さなくていいよ!
    と、昨今のお片付けブームと真逆のご意見。
    片付けられないわたしに優しい本でした。

    まずは、他人のためでなく自分や家族が心地よく安全に清潔に過ごせる、が大前提。もうここで緊張が解けるというか、肩の力が抜けました。

    どうせやるなら雑誌に載ってるような生活感のない部屋を!とか意気込みがち(俗物なので)ですが、まずは自分優先でいいと言ってくれるのがありがたい。
    クローゼの整理も、ところてん方式。
    これはすぐにでも試せるのでありがたい。

    強迫じみた気持ちで片付けジプシーをしている自分には、オアシス的な本になりました。
    時々、自分を落ち着かせるために読み返したいな。

  • 2018.10再読。それでも人を呼んじゃっても大したことないよ、と思ったりもする。結構、この本影響されていたなあ。

    家に人は招かないと決める、は何かあった時に大切かも。
    片づけの目的は健康のため清潔安全を維持する、物を紛失しない、ほしいものがすぐ取り出せるの3点
    自分に必要で、自分が可能な片づけのレベルは人により異なり、それを探す試行錯誤は必要。大分類による放り込み収納が服以外には有効。
    洗濯干しの時点でハンガーに掛け、ハンガーごと移動。
    場所ごとに一杯になったら不要物をところてん式押し出し式で捨てる。
    自己嫌悪を作らないこともそれなりに重要。

著者プロフィール

精神科医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント

「2020年 『選ばれ続けるクリニックをつくる本【電子版付】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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