自分の仕事を考える3日間 ・I

著者 :
  • 弘文堂
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本棚登録 : 379
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335551321

作品紹介・あらすじ

全国から数百人の人々が集って、「自分の仕事」というテーマをめぐってひとの話を聞き、自分も語り、感じたり考える。そんな場が2009年の1月に奈良の図書館で開催された。「自分の仕事を考える3日間」という名前のフォーラム。

感想・レビュー・書評

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  • 2012.6読了。西村さんの本はとても心が落ち着く。
    いまの自分に一番ひびいたのは、下の☆印のところ。
    さいきんくたびれていて、自分のパワーをセーブするようにしてた。土日は人に会わないとか。そうするとまたエネルギー不足になって。。となってた。エネルギーを外へ与えていかないと元気がでないのだ。エネルギーを外に出して、他の人のエネルギーをまたもらって、そういう循環で人は元気になっていく。

    ☆わたしたちはエネルギーのかたまりで、発揮したり解放したり生きてゆこうとしてる。そのエネルギーを守る人と惜しげもなく与える人がいて、前者は人とつながっていく力の扱い方ではない、自分をいかして生きるのは、自分を守って生きることでない。
    さまざまな方法で人に明かしながら、わたしたちは自分が何者かを次第に知ってゆく。損得でものごとや人生を考えると萎える。

    半農半X。農夫のように耕し哲人のように思索。
    自分がいいと感じたもので、しかも長続きするものを選ぶ。本当の自分にとっていいもの。とても単純。
    成功体験の楽しさ、おもしろさを共有する。情報共有じゃなくて、感覚の共有。
    思い立ったが吉日。点はあとからつながる。
    いまの社会にはすべての場所にあらかじめ意味が付与されてる。お寺は葬儀するとこ、とか。場の意味を自分でさがしたりする機会ない。場に参加するというより演じざるを得ない。

    自分の手持ちのカード、自分次第でマイナスにもプラスにもどちらにでも作用する。自分という存在を、どう生きるかという、一点にらおいて条件は変わらない。

    人が集まってミッションが生まれる。この3人でやろうをスタートにしておけば3人を超える無理はかからない。

    所有というのはひとつの誤解にすぎない。あるのは、ものごとと自分との関係だけ。
    がんばって奴隷頭になったとして、奴隷のままだよね?
    サラリーマンでも10返さないといけないとこ、勝手に5加えて15で返す。そうするとやらされ仕事でなく自分に仕事がくるようになる。モチベーション落とさずやっていけるのでは。

    勤めを終えても関係性を切らず、ハガキをおくって報告してくれる人。ずっと関係をつないでいる。

    だれでもできることを繰り返しやってるうちな、その人にしかできないやりかたが生まれてそれを、まわりが認める。

    できること、やりたいこと、やるべきこと、どれか鈍化してもうまくいかない。

  • 思索
    自己啓発

  • 西村氏が独自に語るものが
    一変して、インタビューと西村氏の言葉の交互になっている

    驚くのが
    西村氏の温度感の高さである。
    それまでの作品の熱量が明らかに下がっている感がある。
    それは、インタビュアーの人たちが質が悪いのではなく
    単純に西村氏の言葉の純度の高さによる。

    読んでいると不思議と体温が上がる。
    もちろんそれは比喩で。
    つまりテンションが上がる。
    心の温度がじわじわと上がってくる

    前作からのアンサーのような記述があるのは
    ひとえに
    西村氏が一貫して自身のテーマを追いかけているからだろう

    それぞれに生き方がある
    考え方があって
    働き方がある

    ただの仕事観として切り取るのではなくて
    人生観も踏まえて捉えている点で
    とても考える。

    全て、考えたぶんだけ、自分に帰ってくる
    では、自分はどうしたいのだろう、と。

    若いときに陥りがちな思考回路だけれど
    あの時間は、消して無駄ではなかったのだと、
    今ならわかる。

  • 題名の期待度が高すぎて、内容は面白くない・・・唯一面白かったのはお坊さんの話かな

  • この人の本を読む度に、何かを考える。そして、自分の今は思い返す。省みる。手元に持っておきたい本を書く人だな、と思う。(13/9/7)

  • そういえばプロジェクト単位で人とも仕事とも密にやるってすごい命削るけど自分についても学びが多かったなぁ。時間の使い方とか食べ物とかおしゃれとかめちゃくちゃになるし。それでもみんなで何かを作っていくっていいよねと思う。

    自分の生活をまず大切にすることと、エネルギーを何かのために出していくことと、両方のバランスが取れてるのが心身の健康のためには大切なんだなとおもう。 そのバランスを考えあぐねているのだけども。。

    ===

    半農半X→ダーチャみたい
    「後生に何を残すか」

    活動が義務感で終わってしまわないために
    →成功体験の楽しさ、面白さを共有すること
    →壁を越える楽しさをコアの人だけでも共有する

    一緒にやってる人のいのちの状態を感じ取る、というリーダーのかたち

    場所ありきで過剰に反応すること、それに対して、あなたとわたしの関係から視点を持ち直して場を構築すること

    一緒に悩んで考えて、、あなたはどう思うの?と問い直していくこと。

    分からなさや不安を抱えながら、絶えず調節していくという「考える」のかたち

    育ててきたブランドを食い潰して終わると思った。

    仕事をするということが、生き方に近づく。

    所有じゃなく、自分と物事の関係性であるということ。

    処理して割り切ってやってくのじゃなくて、自分の中に生まれてくるものを一生懸命感じることが、生きることであり仕事である

  • 本当にしたいことって頭で考えて見つかるものじゃない。自分の心に正直に思うままに生きてたら、後ろ振り返ったら道ができてるんだよね。

  • 今の仕事に関しては なんも考えていない自分ですが やはり どうでも良いわけではないです。 と 考えさせられました。

  •  フォーラムのゲストに対するインタビュー集。大学の図書館のキャリアコーナーで手に取った本。インタビュアーの台詞が相づち程度で、ゲストの言葉が中心になっているのが個人的に高ポイント。
     内容的にはそれぞれのゲストの仕事観みたいなものを、あまり制限せずに、多少の脱線を含みながらも書かれていく。軽い読み物として十分に面白いと思う。

  • <閲覧スタッフより>
    お寺の住職から、Soup Stock TokyoやPASS THE BATONの代表者、デザイン集団grafの設立メンバーや映画監督の河瀬直美さんなど、多ジャンルのゲスト8名と共に「仕事」について考える。タイトルにもある通り、「自分の仕事」についてを模索する中で見えてきたのは「自分たちの仕事」。“自分の中心からうまれてくる力を「働き」にして社会化する”という視点から「仕事」について考えてみよう。
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    所在番号:366.29||ニシ||1
    資料番号:10207565
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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。建築設計の分野を経て、つくること・書くこと・教えることなど、大きく3種類の仕事に携わる。デザインオフィス、リビングワールド代表。多摩美術大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間 Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(以上、弘文堂)、『かか
わり方のまなび方』(筑摩書房)など。

「2011年 『いま、地方で生きるということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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