巡礼たちが消えていく (文学の冒険シリーズ)

  • 国書刊行会
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336035851

作品紹介・あらすじ

中世ウエールズの荒れ果てた島の修道院で、奇跡の井戸を訪れた巡礼たちが次々に姿を消した。調査のため派遣されたヴェーンを待っていたのは、人間の魂の所在を明らかにせんと禁断の研究にいそしむ修道院長の奇怪な情熱と、謎めいた島の人々だった。修道院の秘密の儀式、消えた死体の謎、探索がすすむにつれヴェーンは、聖と俗、生と死の混沌たる迷宮のなかに引き込まれていく…。深さと衝撃度において「薔薇の名前」以上と評された問題作。

感想・レビュー・書評

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  • これは訳がいまいちなのだろうか。たぶん原作の詩的な表現を日本語にするのは難しかったのだろう。

    内容についても微妙。中世ウェールズの小島の修道院で、奇跡の井戸を訪れたはずの巡礼者たちが消えていく。調査に訪れたヴェーンと島の修道院長のやりとりが主題。おもしろくなりそうな設定なのに、さまざまな出来事がオープンエンドのまま終わっていく。NYTブックレビューが『薔薇の名前』を超えると評したそうだが、よくわからないとしかいえない。

  • 2014/11/10読了

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