- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338227018
作品紹介・あらすじ
猫、猫、猫が次々に登場して、仲間になったり、敵同士になったり、裏切ったり、友情を結んだり、好きになったり、また憎みあったり。ファンタジーを超えた面白さ。友情、裏切り、愛、戦いが渦巻く猫の世界の物語。
感想・レビュー・書評
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飼い猫のラスティーは、あるとき森に生きる野性の動物たちに惹かれて、森の中へ入っていく。そこで出会った猫たちは、人間<二本足>に頼ることなく、自由に生きていた。ますます野生の猫たちに惹かれるラスティーは、ファイアポーという名をもらいそのとき出会ったサンダー族の仲間になることに。元から機敏だったファイアポーは、訓練をしてどんどん獲物を仕留めることができるようになり・・・。だが、このとき事態は思わぬ方向へ動いていた。同じ森を共有するシャドウ族が、サンダー族のなわばりに侵入してくるようになっていたのだ。必死で自らの部族を守ろうとする猫たち。果たしてサンダー族の運命は?
サンダー族の族長、ブルースターはすごく賢くて素敵です。戦いを通して、たくさんの猫の命が失われてしまいますが、一匹一匹の死をとてもていねいに書いてあって、思わず胸が痛くなるシーンもありました。野生の猫たちにとっては、食物は死活問題で、戦わなければいけないということはわかるけれど、でもやっぱりファイアポーの最初の考えのように、平和を愛することを忘れて欲しくないなぁと思います。猫たちにも、それぞれの感情や考え方があり、それを理解し合って生きていくことが大切なのは、人間も猫も変わらない大切なことだなぁと感じました。戦士になったファイアハート(ファイアポー)の活躍が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫の世界は、どんなものなのだろう?
私も猫を飼っており、よくそんなことを思います。
この本は、その答えをくれるかもしれません。 -
表紙がキレイで読んでみたら、見事にハマってしまいました…
ファイヤポー可愛すぎる -
小学6年生の甥っ子ちゃんがおススメしてくれました。
森に棲む野生の猫ちゃんたちの島争いの物語です。
考えてみれば、野生オオカミの物語なんかは読んだことがあったけれど猫の世界は初めてでした。。
ヤクザの抗争的な過激なシーンもあり、絶命する猫ちゃんも多数いて、子供向けファンタジーというにはショッキングな物語でしたが、野生の猫ちゃん達が自分の為、家族の為、一族存続のため一生懸命生きる姿には感動を覚えます。
猫ちゃん、なんて私は言ってるけど皆戦士、だからね。
逞しくてカッコイイよ。
次巻も楽しみ★ -
登場人物、すべて猫!
シリーズがたくさん出ているのは知っていたけれど、これは面白いわ。納得。
家猫だったファイヤポーの、成長の物語であり、友情の物語であり、そして部族同士のなわばり争いでもある。
猫ならではの戦闘シーンなんて、手に汗握る展開!
続きも追いたいな〜。 -
猫、猫、猫が次々に登場して、仲間になったり、敵同士になったり、裏切ったり、友情を結んだり、好きになったり、また憎みあったり。ファンタジーを超えた面白さ。友情、裏切り、愛、戦いが渦巻く猫の世界の物語。
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猫のラスティカが過酷な野生の群れの中でたくましく成長していく。猫がたくさん出てきて、性格づけがおもしろい。シリーズ。
(カウンター担当/アメリ)平成30年2月の特集「ねこねここねこ」 -
ネコの本を探していたとき、図書館でふと見つけて、シリーズになっている人気作品らしいと、手に取りました。
分厚い本で、最初は読みにくいなぁと思っていたけど、途中から面白くなって、あっという間に読み終わりました。
すでに続きも借りています。
ただ、登場人物(ネコ)が多くて…名前もよく変わるし、その辺がややこしいかな。