きえた給食のなぞ

  • 小峰書店
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338296014

作品紹介・あらすじ

大昔、氷河期には、マンモスやサーベルタイガーたちが通う小学校がありました。ある日、給食用のオレンジが盗まれる事件が発生。犯人にまちがえられたマンモスのオスカーは、真犯人さがしを始めます。真犯人はだれだったのでしょう?

感想・レビュー・書評

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  • おもろい…笑
    人間も早くマンモスたちに追いついて、子どもにアカデミーを作ってあげて欲しい!

    口調や地の文がやや『翻訳されました』感があるように感じられるのは、ですます文だからでしょうか…うまく説明出来ないのですが、日本語話者の作家の作品にはないぎこちなさを感じます。とはいえ小学生にもよく通じそうな分かりやすい文体です。

    文字は大きく、挿絵も豊富、全ての漢字にふりがなあり。
    子どもが好きなキャラクター紹介や図解イラストもたくさん盛り込まれ、ねえ見て見て!と持ってくる子どもの様子が目に浮かびます。
    ただストーリーはしっかり長め。おしりたんていのようなミステリーが好きな素養がある子に勧めたいけど、まだちょっと早いか…!?と躊躇するレベル。

    ストーリーは子どもたちが犯罪者に立ち向かうホームアローン的展開。勉強嫌いのアイデアマン(アイデアアンモスと言うべきですかね?)オスカーを主役に、氷河期の学校生活を愉快に描かれています。

  •  氷河期の地球が舞台。
     マンモスとか、まぁその時代に生きてた動物たちが、マンモスアカデミーていう学校に通ってる、て設定なんだけど。
     そのころて、もう人間ていたの?
     いや、はじめ人間ギャートルズとかあるしね、そういう感じ?

     あんまりピンと来ない話だったけど、嫌な感じはなかったかな。

  • ちびっ子がつくるお話しなみに、はちゃめちゃな展開。

    うっほ。うっほ。うっほ。うっほ。
    アホすぎるニンゲンが愉快。

  • 氷河期のころのお話です。
    マンモスアカデミーに通うことになったオスカーは、入学式の日に給食室にまよいこんで、オレンジどろぼうにまちがえられてしまいます。

    足あとから考えると、本当の犯人は、おそろしいニンゲンではないかしら?
    オスカーはそう思いました。

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著者プロフィール

イギリス南部のチチェスター生まれ。絵本作家。主な邦訳作品に「マンモスアカデミー」シリーズ(小峰書店)、『そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!』(評論社)、『びっくりどっきり寄生虫』(フレーベル館)、『プラスチック星にはなりたくない! 地球のためにできること』(ひさかたチャイルド)などがある。現在は、イギリスのポーツマスに、奥さんと2人の娘と暮らしている。

「2021年 『止めなくちゃ!気候変動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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