ZERO 下

著者 :
  • 幻冬舎
3.57
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本棚登録 : 144
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001077

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで読んで初めてこの凄さがわかる。
    公安モノではかなり練り込んだストーリー。

  • 下巻。たいそうな感じで進んできたのですが、結局謎、というか本筋はそんなに大ごとだったのだろうか・・・?
    そしてラスト、えーー、という感じで結局ハッピーエンドなのか、余韻といえば余韻、尻切れトンボ感も否めず。。
    上巻の扉にある登場人物のうち、下巻にしか出てこない人がたくさんいるので、期待値が高かっただけに、、、

  • 長かった。。

  • 陰謀渦巻くお話でした・・・。正直、飽きてしまい斜め読みです。

  • 福井晴敏(作家)談
    このようなことがある。その上に、我々が享受する平和があるのだと知って頂きたいのです。この「薄明の戦争」を絵空事と捉えず、日常と表裏一体の現実だと認識できた時、我々日本人は孤立せずに世界と関われるようになるのかもしれません。
    ~同感

  • メイン舞台は北京に移り、峰岸は一人敢然と日本のために闘う。そして北京から山東半島へ、そして潜水艦による大救出作戦。そして実は黒幕は○○という大物。2重スパイ、美人スパイ、中国の大物の隠し孫なども登場。舞台を2004年に設定したフィクションですが、まるで007ばりの迫力のスパイ・冒険小説です。映画化されると大ヒットしそうな面白い作品です。潜水艦の中の情景が昨年のロシアの事故を思い出させ、リアルです。というわけで、大型アクション小説であって、中国の裏実情についても勉強になる一方、やはりこんなことがあり得るのか?と現実味についてはクエスチョンでした。

  • あらすじは、中国の”友人”から、警察元高官宛に手紙が届いた。
    その手紙は色々な人の手を渡り届けられたものだった。

    その手紙のルートは何十年も前から用意され、代が変わっている
    家まであったぐらい古いもの・・・。

    そのルートで寄せられた手紙には中国での特異情報があった。
    現役警察官の主人公は、その元高官からある指示をだされ極秘に
    行動するが徐々に追い詰められていく・・・。

    よくドラマ・映画になる、刑事や警察官の話ではなく、
    秘匿された警察組織、公安部・外事部が描かれている小説です。

    公安部とは言えここまでやれる警察官がいるのかなぁと思ってしまいますが、
    小説の世界なので、ありでしょう。

    警察、自衛隊などに情報網を持っている麻生幾ならではの細かい描写には
    舌を巻きます。

    終わり方は、”宣戦布告”の時と同じく膨らんだ風船が破裂する終わり方ではなく、
    ふくらみきった風船の空気を抜いてしぼませるような”へなへな”な終わり方・・・。

    結末そのもののインパクトはあるんですが、結末まではジェットコースターに乗せられていて
    降りてから結末を知る感じがして・・・ちょっと消化不良ですね。

    面白いことには違いないのですが・・・。

    文章量が多いので、読了までには時間がかかると思います。

    速読に自信のあるかた試してみてはいかがですか?

  • 夢中で読んでしまいました、、、。
    日本と中国の凄まじい諜報合戦が描かれています。

  • ○2008/03/29 
    専門用語(?)が上にも増していて、内容というよりは流れで読んだ、という感じ。
    でも後半からはそんなもの気にならないほどにはらはらしまくり。潜水艦のシーンはそれこそ手に汗握る、ですごいスピード感だった。
    これは完全にフィクションではないんだと思うと、すげえな、という言葉しか出ない。
    複雑な話だったけど、これを書きあげてまとめてしまう作者にも脱帽。情報量は半端じゃないんだろうな…。
    ややこしさも多かったけど、読みごたえは十分。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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