かもめ食堂

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1752
レビュー : 399
  • Amazon.co.jp (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344010970

作品紹介・あらすじ

ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは、彼女が心をこめて握る「おにぎり」。けれども、お客といえば、日本おたくの青年トンミただひとり。そんな「かもめ食堂」に、ミドリとマサコという訳あり気な日本人女性がやってきて…。

感想・レビュー・書評

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  • 群ようこさん、初読み。
    オトナのおとぎ話のような内容に反して、こういうのがカッコ悪いとか、こんな生き方は絶対したくないというような彼女のブレない考えが伝わってくるクールな文章だった。

    フィンランド人に“こども店長”(笑)と思われていたサチエさんは、武道をやっていたからか、たくましく、おおらかで清々しく、心身ともに強い人。
    お父さんとの思い出も詰まった日本人の心・おにぎりへのこだわりは強い。
    (現地の人がおにぎりの海苔を「黒い紙」と称してたのには笑ったw)

    そんなサチエさんとふとしたきっかけで出会い、一緒に働くことになるふたりの日本人女性。

    今までぼーっと安楽な場所にいて何も考えないできてしまい、その反動か、ダーツの旅や水曜どうでしょうのサイコロの旅のような(笑)思いっきりギャンブルな方法でフィンランドに来てしまったミドリさん。

    親の介護からやっと解放されたものの、それからどうして良いかわからないでいるマサコさん。

    彼女たちの年齢まではまだまだ先だけど、
    読んでいて、女性の生き方というものを考えざるをえなかった。

    そして、水を得た魚のようにいきいきと働くふたりを見ていると、
    ここだと決めた場所で好きな事、得意な事を活かして、
    理解のある人たちに恵まれて生きていくって、
    すごく幸せな事なんじゃないかと。

    かもめ食堂に集う人たちも、
    ガッチャマンの主題歌をきっかけに知り合った(笑)日本大好きトンミに、
    ハゲのだんなに逃げられてしまったリーサおばさん、
    スリから卒業したがっているマッティと個性豊か。

    彼らにとっても、
    もちろん、サチエさん、ミドリさん、マサコさんにとっても、
    この居心地よい空間がずっと続いていって欲しいなと思えるお話でした。

    映画も観てみたいな~。
    小林聡美さんのPascoのCMは好きでした。
    Pascoのパンは北海道では売ってないので、
    関東に住んでた頃、スーパーやコンビニでよく買ったし、
    羽田空港のカフェにも行った。
    (本語りからPasco語りになってしまったw)

    物語に出てくるクリームたっぷりのシナモンロールも食べてみたいし、
    ヘルシンキのアカデミア書店にも行ってみたいです。

    • koshoujiさん
      『MISSLIM』のレビュー(?)に”いいね”を頂きありがとうございます。

      群さんのエッセイは、昔、よく読みました。
      面白かったです...
      『MISSLIM』のレビュー(?)に”いいね”を頂きありがとうございます。

      群さんのエッセイは、昔、よく読みました。
      面白かったですから。
      これは映画にもなった作品ですね。小林聡美さんが、さすがにいい味出していました。
      『やっぱり猫が好き』が大好きで、室井、もたいの二人を交えたアドリブに、いつも爆笑してましたから。
      2015/09/15
    • アセロラさん
      koshoujiさん、お久しぶりです。
      そして、「いいね!」とコメントありがとうございます♪
      青春の思い出、良かったですよ。

      群さ...
      koshoujiさん、お久しぶりです。
      そして、「いいね!」とコメントありがとうございます♪
      青春の思い出、良かったですよ。

      群さんのエッセイは先日チラ見しました。
      読書のエッセイだったんですが、世界的な名作でもあくまでご自身の生活視点からとらえられていて、
      ブレない方なんだなぁと思いました。
      他の作品も読んでみたいですし、かもめ食堂の映画も観てみたいです!
      2015/09/16
  • 映画のDVDを見たあとは、こちらも読んでみる事をおすすめします。

    フィンランドで食堂を始めることができた理由が書かれていて、少し強引な気がしますがなんとも羨ましいお話です。

    ミドリさんとマサコさんの事情も書かれていて、とても切ない気持ちになります。

    この本を読んだあとは、再び映画を見たくなりますよ。

  • さくっと数時間で読み終わりました。
    読後ほっこりしました。

    映画になっていたのを知らなくて読みましたが、今度DVDを見てみようかな。

  • 映画は見たけど、読んでいなかったようだ。映画では語られていない部分が書かれていて面白い。

  • ムーミン、サンタクロース、北欧家具…
    フィンランドで、食堂を営みことにしたサチエと
    ひょんなことから手伝うようになったミドリと
    あるトラブルがきっかけで、かもめ食堂を
    訪れたマサコ

    年齢も境遇も全然違う女3人と
    穏やかに流れる時間と、かもめ食堂を訪れるフィンランド人
    サクッと読める小説だった。
    人生は色々だよね。

    フィンランドの太ったカモメ見てみたい。

  • 予想通りかわいかった。
    素敵な女性たち、フィンランド、ヘルシンキ、食べ物、生き方。
    読んでる途中も、読んだあともすがすがしい気分。
    フィンランドに住みたくなった。

  • 会話文が多くて非常に読み易い印象。

    ドラマチックな展開があるわけでもなく、
    燃えるような恋愛があるわけでもない。

    あるのは毎日を丁寧に楽しんで生きようとしてる人達の話。

    読み終わった後、ふふふ。と笑みがこぼれて来るような
    そんな、優しい物語でした。

  • 映画がとても好きだったので読んでみました
    ご都合主義なところはありますが、映画よりも細かな部分を拾ってくれていてわかりやすかったです
    サチエとお父さんのやりとりはウルっときました
    トンミくんが映画以上にかわいい!

    ほっこり癒やし作品

  • かわいい。とにかく好きな本です。ストーリーの流れる空気感がとにかく、やわらかく、静かで、ほのぼのとしている。とくにストーリー性のある1冊ではないのですが、この優しいかんじが好きで、この本を読んでから無性に北欧への憧れが生まれました。

  • 映画も見て原作を読みたくなった

    全体に流れるゆったりとした空気感が映画のままだなって思った

    映画では省かれてるマサコのバックグラウンドがわかって こういうことか〜 フムフム

    いいなぁ こうやって毎日丁寧に生きたいなぁ

    うん 生きよう

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「マサコのバックグラウンドがわかって」
      私も映画を観てから読みました、もたいまさこのファンなので、、、それは別として。本を読んでDVDも欲し...
      「マサコのバックグラウンドがわかって」
      私も映画を観てから読みました、もたいまさこのファンなので、、、それは別として。本を読んでDVDも欲しくなったりしたのでした。
      2012/03/05
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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。『無印良女』をはじめとする「無印」シリーズで人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2021年 『これで暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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