シグナル

著者 : 関口尚

• 幻冬舎 (2008年2月22日発売)

感想・レビュー・書評

[さくらさんの感想 · 2008年3月14日]

映画館でアルバイトを始めた恵介。そこにいた映写技師ルカは、３年間映画館に閉じこもったままだった。いったいなぜ・・・
ってことなんですが、う〜〜〜ん・・・・・薄い。
登場人物も、セリフも、設定も・・・・もったいぶった割には「え？」みたいな。
陳腐というか、幼い。そんな感じ。

[kairi29さんの感想 · 2017年4月6日]

映写技師という技師が主人公の物語。映写技師、という職業にも興味があったし、優しい人でいることの難しさとか、苦しさとかが見えてくる作品。

[かえる。さんの感想 · 2014年10月7日]

なんか設定がイマイチな本だなと思った
だんだん謎が解けて行くのはいいけど、その答えが、よくわかんない感じだった
でも優しいほど辛い生き方はないはよかった

[tokutokuさんの感想 · 2014年5月6日]

あいつは、どうなったんだろ？

[ルー子さんの感想 · 2012年11月28日]

〈内容〉地方都市の映画館でアルバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師の杉本ルカは、外へ一歩も出ることなく映写室で生活しているらしい。バイト採用の条件は、不可解な三つの約束を守ることだった。―切なく胸を打つ、感動の青春ミステリー。

[maoさんの感想 · 2012年10月27日]

このまま積んどく本かも。
ラスト数ページで止まっている。

映画館に三年間引きこもる美貌の映写技師と大学生の僕の恋。
恋愛小説なのだろうけど、物語の予備知識的なものが多すぎて疲れる。
映写技術に関することとか、サブキャラの心理描写とか。
引きこもる理由もストーリー上のインパクトには若干欠けるかな･･･

[daidai634さんの感想 · 2012年5月4日]

主人公は大学生の恵介。ワケあって大学を休学し、実家へ。
地元の小さな映画館で映写技師の助手というバイトを始めることに。

その映画館の映写技師は、恵介と同い年のルカ。
支配人とは、バイトの条件として彼女に関しての３つの約束を
させられることになる。。。

その３つの約束は？そして、なぜそんな約束をしなければならないのか。
そのあたりがミステリとしての題材となっています。

途中まではとっても面白かったんだけどなー、ラストはあれでよいのかな！？
まだ解決されていないところがあるような･･･

ミステリ、恋愛モノという部分に加えて、「映写」についての知識を、
それに打ち込む人の想いを知ることができます。
このあたりは読むに値するんじゃないかなと。
小難しくもなかったし。

[まき子さんの感想 · 2011年10月19日]

読みやすくて面白かった。
舞台が映画館っていうのも良かった。
ルカ可愛くて魅力的だし。

ただ、レイジが気持ち悪すぎる！
読んでてムカムカイライラしちゃう。
ルカが映画館を出なかった理由も、なんだかなぁ…。

[夢色さんの感想 · 2010年9月9日]

【あらすじ】
映画好きな恵介が始めたバイトは、怪我をした映写技術長の助手。その映画館は恵介が幼い時に通った昔ながらの歴史ある場所だった。そこに住み込んでいる技師長ルカには謎だらけ。そんなルカに興味を持ちながら、恵介は少しずつルカのことを知るようになる…

【感想】

[nardisさんの感想 · 2010年4月27日]

いびつなパズルを無理やり完成させるためには、最後のピースにさらなるいびつさが求められる。ウルシダという人物は、合わない型に無理やり押し込められた最後のピースにほかならない。

著者プロフィール

1972年栃木県生まれ。茨城大学大学院人文科学研究科修了。映画館の映写室でアルバイトをしながら小説を執筆し、2002年『プリズムの夏』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。07年には『空をつかむまで』で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に『ブックのいた街』、『はとの神様』、『ナツイロ』、『シグナル』、『潮風に流れる歌』などがある。

「2018年 『サニー・シックスティーン・ルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」