- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344017603
作品紹介・あらすじ
女の子を可愛がるだけの男の子と、ずっと一緒にいられるの?気難しい男の子は大好きだけど…。可愛がられるだけじゃ、満足できない!女子の道は、けわしい!!「新しい女の子」の生き方を探る、バカ可愛い、高校小説。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りて。著者名だけで予約して借りたから本当に「あたし」がビー玉でびっくりした。しかしその方が好み。「あたしはビー玉」って言っちゃう感じの女の子が主人公の話だとなんとなく想像していたために食指が動かず二週間積読してたけど、読み始めたらスルスルと読了。優しく接してくれる高校生とビー玉の生活、いいな。
やっぱり私は山崎ナオコーラ好きだな、と思った。全体の筋とかはさておき、清順のクラスでの発言とか、死ぬまで子供について話し続ける両親とか。そういう気になる表現がポツポツあって。
前半はビー玉がどうやって浴衣を着るのかがずっと気になってた。
清順とビー玉の、えっそれエロい感じじゃないの?みたいな場面がちょいちょいあるんだけど、そうでもないような。なんかその辺もかわいい。人間とビー玉の恋愛だから安心して読めるみたいなところがあるのかしら。
しかし最後は若干ホラー?結局はビー玉の夢だったのかな?唐突に終わってしまった印象。
そしてチクチュー、「好きでいてくれて構わないよ」って何。弱冠19歳とかでそんな発言する??
でもそういうところも割と好き。
なんとなく、読んで良かったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016年5月9日読了。
かわいい!
ラスト予想外すぎてぶっとんだ。そっちー!? -
ラストにびびる。ナオコーラはタイトルのつけ方が下手だと思っていた(ペンネームも)。これはそのままでぴったりなんだけど、なんというか、なんというか。
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私もビー玉になりたい
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ビー玉を擬人化していて、
「南くんの恋人」みたいな感じ
このすごい設定で描き切れるのはさすが・・・
世の女の子の気持ちを代弁しているのかしら
わかるところもあるし、
それは違うでしょってとこもあったり -
ファンタジー小説は、あまり年を取ってから読むものじゃないなと気づかせて頂いた。しかしながら山崎ナオコーラと言う作家は、作風がコロコロ変えられる言葉の魔術師みたいな人だとつくづく思った。
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2015.3.19
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少女マンガみたいな装丁で電車で読むのが少し恥ずかしかった。
自由奔放なストーリー、自由奔放な結末だった。びっくり。
岡本とチクチュー、よかったな。