- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344017986
感想・レビュー・書評
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女性同士の付き合いの複雑さは読んでいて共感できたが、更年期の女性が持つ心の病みが事件の動機につながっているわけではなかったように思う。ミステリー小説としては盛り上がりに欠けていたかな?
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14/7/8
思い出の少女漫画サークルに傾倒する主婦たち。
ひとり、ふたりと謎の死を遂げる。
中年女性のドロドロねっとり加減が上手い。
なによりタイトルが秀逸だなぁ。一気読みです。
ただマルグリットの章がイマイチだった。 -
まず、本のタイトルが秀逸。これだけで大体どんな人物が出てくるか想像できるし、怖いもの見たさでつい手に取って見たくなる。「青い瞳のジャンヌ」は、なんとなく上原きみこ的な絵を思い浮かべたので、そういえば彼女はいまどうしているかと調べてみたら、なんとまだ漫画描いてたんですね。でも絵柄が往年のかけらもないほど変わっていて驚きました。振り返ると、あの頃の少女漫画はやけに西欧を舞台にしたものが多かったように思います。逆に日本が舞台だと、いやに貧乏臭いものが多かったような。。。エミリーはイメージ江川紹子っぽい。。他の人たちはともかく、稲子、お前だけは同情の余地はない。
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更年期少女というズバリそのもののタイトルに惹かれた。
ミレーユ編までの人生行き詰った感がとても読んでいて陰鬱な気分になるがラストがちょっと尻すぼみ… -
20140425
わかりにくいストーリー
いまいち無理がある。
フジコっぽい? -
文章自体は今ひとつな感じもするけれど、井戸端感がいっぱいで、どこか大人になりきれない中年の「オバサン」が一人の人物に翻弄され、少しずつ脳内が支配されていく印象は、どこか今の「韓流追っかけ」に似ているのかもしれない。気持ち的にはホラーにも近い。
お話自体は印象に残るかも? -
彼女たちが夢見るためのお値段のようにこの本は私には高い買い物でした。
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ドロドロ、グログロのザッツイヤミス。 xさすが、真梨さん。
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図書館にて。
全体的に気持ち悪い。わかってて借りたんだけど…。
みんなそれぞれ悪意の固まりみたいになって突っ走っていくのがものすごい。
ビジュアル的にも迫力あったんだろうな、この集団。
それぞれの抱える家族の問題も深刻で醜くい。
かろうじてラストの方に出てくるマルグリットの娘が救いだった。
よくこんな小説を欠けたなという感じ。
良くも悪くも…。結局嫌いではないんだよな、こういうの。
きっとまたこの作者の本は手に取ってしまう気がする…。