Q健康って?

  • 幻冬舎
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020399

作品紹介・あらすじ

古今東西100以上の健康法を体験した著者が見つけた極意。そして4人の身体のプロフェッショナルから引き出す健康の正体とは?心身から底力がわきあがり、日常が輝き出す画期的な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • るなさんの闘病記のところだけ読んだ。たぶん同年代、読んでるだけで素敵な人だというのがあふれてる。
    会ってみたいなと。

    強い人ですね。本当に。
    どんなことにも、誰にでも、感謝をしているし、生きることに一生懸命。
    「明日がくることが奇跡」

    私も今以上に、明日がくること、一日無事に過ごせたこと、感謝しながら積み重ねていきたい。
    病気になって、そんなことを考えることも増えたけど、最近また、元気になってきたので、忘れていたことを思い出すことができました。

    ばななさんの新刊でなくなったことが書かれてて、とても残念です。
    るなさん、おつかれさまでした。
    闘病記読めてよかったです。
    ありがとう。

    御冥福をお祈りいたします。

  • ちまたに溢れている健康の先をいく 健康の話 。
    どれも未体験だけど 未体験でもその文章から考察したい 。あとがきも読みやすい 。
    只、最後のるなさんの話してだけは いまのわたしではどうしても読み切ることができなかった 。いつか、また読もう 。

  • 代替医療の従事者である、よしもとさんと関わりの深い4人の話(中のおひとりはよしもとさんの夫、田畑さん)+壮絶だけどとてもパワフルな「がん闘病記」(よしもとさんの知人・るなさん)をまとめたもの。


    対談ではなくて、よしもとさんが質問に徹しようとしているところがタイトルの由来だろう。
    4人が使う手法はそれぞれ違うが、健康に対する考え方に共通するところがあるのが興味深い。

    健康は完全体、ゴールではなく“不調もひっくるめて健康”というのに近い。「幸福」という言葉に置き換えられるようなあり方だったり、プロセスだったり、自己信頼だったりする。

    巻末に片山洋次郎さんが文章を寄せていて、この本の本質をうまくまとめている。
    “生き物は常にゆらぎ変化しつづけることで自ら生き生きします。病気も健康に生きることの一部です。”


    病院の標準治療や、世間でいう「健康・健康法」に疑問符がついた時、読んでみるといいと思います。

  • るなさんがどうなったのか気になってググってしまった。
    お亡くなりになっていました。
    ご冥福をお祈りします。

  • 健康をテーマにした対談集。興味深い内容が沢山ありました。特に大内雅弘さんの「健康っていうのは、病を含むような力があるものだと思うんです。仮にすごい病気になっても、健康でいられるような人のことを、健康って言うんだと思います」という言葉は深く感銘。

  • 前向きに生きることの大切さ。

  • 軽く読み始めたのに
    思いのほか、重い本だった。
    会社のお昼休みに読んでたけど
    あまりに泣けるので家で。
    ちゃんと、検査受けよう。
    自己検診もちゃんとしよう。

  • 健康おたくのばななちゃんが、今までいろいろ健康法を見て聞いて体験した中で、これこそが健康な人だ!と思える人を迎え対談形式で、健康について語る。健康な人=健全な人なんだな~。病気にならないのが健康ということではなくて、病気になったとしても健全な精神で立ち向かうことが健康につながるということ。また巻末に記載された友人の闘病記は、自分に合った医者を選ぶということと自分の直感を信じることの大切さ、そして病にかかっても決してへこたれない精神力の強さを強烈に教えてくれる。

  • 健康とは?「どんな本かなぁ」「吉本ばなな、最近読んでないし」ということで手に取りました。

    結論からいうと読んでよかった、という本です。

    ①健康論、健康法に関する本は山ほどでているが、私(山崎)は健康に関する単純な事実を見逃していました。それは「健康の定義は人それぞれ違う」ということ。ヒーラーの立場の方が、「最近体調が悪い」という相談を受け、出した答えは、
    「ふつう、その状態なら、『健康です』」
    別の表現では、
    「病気になるのを含めて健康です」

    なるほど。

    ②乳がんを自分で発見したがかかった医師の対処が悪く結果、自分の診断のほうが正しかった人の実体験記。「あのまま最初に医師が下した診断を信じていればそのあと3か月で私は死んでいただろう」。

    死(がん)に対してどう抵抗するのがいいのか。あるいはしないほうがいいのか。あきらめるとすればどこのポイントか。この本の中では、患者が医師をリードする形で切除手術や抗がん剤治療を受けていくが、逆のケース(医師が治療を勧め、患者側が安楽死を願うケース)はどうなるのか。

    すごくすごく、考えさせられるポイントがいっぱい入っている本です。

    ③そのほか、病気や不調になる原因を解きほぐすと必ず原因物質(シンボル)に突き当たる、など興味深い話がいっぱい出てきます。

  • 面白かった。るなさんの癌闘病記も含めて。よしもとばななの旦那さんがロルフィングの先生って事、初めて知りました。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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