竹中式 イノベーション仕事術

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021785

感想・レビュー・書評

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  • イノベーションという言葉は使っていますが、内容は古典的で、小泉純一郎前総理大臣のエピソードが随所に出てきた政策論、経済論についても述べられており、読み物としては面白く読めました。
    筆者の掲げる12ポイントはなるほどとは思いますが、頭脳明晰な筆者ならではのものもあり、自己啓発という意味ではいいかもしれませんが実行という意味ではどうでしょうか。
    竹中平蔵氏自体はどちらかといえば嫌いではありませんので、わたしは面白く読めましたが、嫌いな人にとっては異論のある内容なのかもしれません。

  • 「楽には生きられない日本」で闘う12の力というサブタイトルが刺激的である。非常に明快に綴られた内容は、とても参考になったが、とりわけ福原名誉会長の「ハイフンの人になれ」という引用が印象に残った。

  • 竹中平蔵氏による仕事術本。
    著者は政治経済の本だけ書いていればいいと思う。
    自己啓発系の内容でも、どうしても政治経済の話題に脱線するからだ。
    グローバルな競争環境で仕事するうえで必要な12の力を解説。
    ・プロデュース力
    ・熱心力
    ・基本力
    ・判断力 
    ・情報力
    ・洞察力
    ・結合力
    ・徹底力
    ・切り捨て力
    ・健康力とリリース力
    ・サポーター力
    ・達観力

  • 楽には生きられない日本で戦う12の力。前著竹中式マトリクス勉強法に続く第二弾。

    古今東西の様々な偉人や著名人の生き方を参考にしながら仕事術を12章に分けて解説。

    自分は一度読んだら二度とは読まないことが多いが、この本は繰り返し読むのに値すると感じた。
    それは様々な参考事例・・・・どういう事をしたらどんな結果になるのか・・・そしてそれから得られる教訓は何なのか?がしっかりと解説され、現実に使える智慧として説明されているからだ。

    楽に生きて貧しくなるか、夢や目標に向かってチャレンジし精神的にも物質的にも豊かな生き方をするか?竹中氏はそう問いかけるが、今の日本にはピッタリの内容の本だ。

    世の中には成功や幸福を得たい、と思う人は多いと思うが、苦難を乗り越えそれを手にした人は少なからずいる。そういう話を集めて書いてくれた竹中氏に感謝したい。

  • お世話になっている人に頂いた本。

    こういった類の本は普段あまり読まないけど、

    とても整理されていて読みやすかった。

    たまに読み返しておくと良い本かも。

    今の私にとっては、大枠の数字を頭に入れておく話と、敵を作ることを厭わないこと、馬鹿は相手にするな、という事が心に残った。

    多分、その時その時で心に残る言葉が違うんだろうな。

  • 読みやすく、しっかりとした言葉で仕事に対する理念が書かれている。現実の経験に裏打ちされている良書。

  • 竹中さん。やはりシュンペーターのシンパ?

  • BtoB(Back to Basic)「飽きない力に目覚めよ」
    様々なプレーヤーの目的関数を見極め、行動せよ
    全体がどのようなメカニズムで動いているか構想し、宇宙を描く
    ジェフリーサックスのショック療法
    時間が消滅する罪はわれらにあり
    志のシェア、フェア、ケア
    正々の旗、堂々の陣

  • 213ページにまち塾@まちライブラリーを提唱している私のことが紹介されています!(礒井)

  • 詳しいレビューはこちら↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9823

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著者プロフィール

1951年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長。経済学博士。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所主任研究官、ハーバード大学客員准教授等を経て、現職。2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣、2002年に金融担当大臣、2004年には郵政民営化担当大臣を兼務。2005年総務大臣。この間、2004年には参議院議員。2006年小泉内閣の解散とともに辞職。著書に『研究開発と設備投資の経済学』(1984年、サントリー学芸賞受賞)、『対外不均衡のマクロ分析』(1987年:共著、エコノミスト賞受賞)、『日米摩擦の経済学』(1991年)、『民富論』(1995年)、『経済ってそういうことだったのか会議』(2000年:共著)、『構造改革の真実――竹中平蔵大臣日誌』(2006年)、『闘う経済学――未来をつくる[公共政策論]入門』(2008年)、『改革の哲学と戦略――構造改革のマネジメント』(2008年:共著)など。

「2013年 『パターン・ランゲージ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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