仮面同窓会

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1064
感想 : 192
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025479

感想・レビュー・書評

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  • 途中まではすごく面白く読めた。
    モデルとなっているであろう高校が町内にある事もあり、かなりキツめの方言もリアリティがあるかな、と。
    でもラストは酷すぎ。犯人は序盤から分かっていたものの、そこまでしなくてもいいんじやないかな。違和感半端ない。

  • いや〜な結末。ブラックジョークなんだろうけど、笑えないや。【2015.10】

  • 最初は、どんな展開になるのか?と、読み進んだ。
    10年経ってからの高校の同窓会。
    仲良しだった友人たちと再会したが、そこで、体罰教師が、平然と現れる。
    自分たちを、虐め、辱めた教師は、虐めた学生を、覚えていない。
    いじめられた4人は、復讐を計画するが、その後、その教師は、殺されてしまうという展開へ。
    4人は、殺人を犯したのは、この中に居ると、疑心暗鬼に陥る。
    伏線に、同級生だった女子の自殺から、兄が不慮の事故で亡くなって精神的苦痛を持つ者など、絡み合う。
    引きこもりの兄、そして、自殺した妹の兄と、その女子学生の友人が、最後の鍵を握る結末へ。

    最後は、「目には目を」と言う、残虐なお終いであり、何か、後味の悪い小説出あった。

  • かなり久しぶりの雫井さん…あれれっ、、どうしたのかなぁ。描かれる女性が大好きだったんだけれど、、♪

  • 高校の同窓会で再開した4人が,嫌いだった体育教師に復讐を企てる。
    軽く脅しただけのつもりが,離れた場所で死体で発見される教師。4人はお互いを疑い合って・・・。

    途中までは期待できる展開だったが,終盤が残念過ぎる。
    特に終わり方とか,あいつのキャラとか。急にゆるくなるノリとか・・・。

  • 2015/08/21
    移動中

  • そんなに簡単にやるかなぁ

  • 約10年ぶりの同窓会での再会を発端とするミステリー。

    著者の作品は当たりはずれがあるが本作ははずれです。
    「俺」視点のパートや「兄」との空想的会話などの記述ミスリード、親友同士の疑心暗鬼などはさすがですが、いくつかミステリーとしては致命的な点があると思います。
    真相はベールに包まれるのはいいですが、事実(例えば留年)などはもっと早い時点で明示していないといけないと思います。
    また、後半の匙投げ的ラストスパートはほとんどブラックコメディと思えるほど後出しサプライズが多すぎます。
    テーマや出だしの設定などのネタは面白いのに料理にしくじった感じですね。

  • 最初はスピードに乗ってサクサク読めたが途中から同じ文章の繰り返し まどろっこしい感じがした。とりあえず最後まで読んだが結末はいただけない。後味の悪さだけが残った。

  • この期待裏切られた感が残念過ぎてがっかり。
    途中まで、いや、最後に真相が明らかになるまで自分なりの推理を楽しみながら読み進め、危ういところで助っ人参上かと思いきや、、、。
    共感を持てる登場人物がいないのも寂しい。
    これで完全犯罪になるのだとしたら警察を舐めすぎだろうと突っ込みを入れたくなった。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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