- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344026612
感想・レビュー・書評
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大人になって歴史が分からなすぎることに気づきテレビで紹介してるのを見て購入。
結果、、私には分かりづらかった。
多分、菅さんの頭の中、覚え方をそのまま文字にしてくれているからら、覚えやすくなるための関連付けやイメージ化をたくさんしている。
これが私とっては混乱。
やっぱり文字だけだとなかなか残らないしルー大柴ぽいところとか、何度読み直しても頭に入ってこなかった。
せめてイラストとかその状況が菅さんと共通認識で進められる助けがあればよかったかも。
でも、これがハマる人にはハマるのかな!
覚え方とかイメージの仕方って人それぞれだし!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった
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ウマイ受験勉強のやり方の指南本かなんかかと想像していたが、縄文時代~戦後までの日本史をお話(漫才)形式で書いたものだった。
士農工商4人組の漫才は面白かったが、書き言葉の関西弁をすんなり理解できないであろうウチの子供には向かないかも。
この本で日本史が得意になるかと言えば、そうでもないと思う。(^_^;
しかし「土地は誰のものですか?」という一つのテーマで歴史をずーっと追っていくという考え方にはハッとさせられた。
なるほどそういう視点で見るとその時どきの人間がどう時代を動かしていったか理解し易いわ。 -
所有権、特に土地とそこから得られる収穫物の所有権を中心に、日本史を俯瞰したもので分かりやすい。近代以降は土地を海外に求めたということで簡素化しすぎているものの、江戸時代までは歴史の流れが分かりやすい。
そして、後継者争いはいつの時代にもありえる話ということで、院政や摂政、早期の将軍継承などが起こってきた。
近代になると、所有権というよりも人権、とくに自由と機会の平等が争点になった印象がある。
ロザンの二人の著書なのだろうが、もう少し若い人向けの書籍だろう。少なくとも大人の私向けではなかった。 -
いままで何冊か、通史の本を読んだことがありますが、いずれも歴史を専門に研究している人のものが多かったです。
この本の著者はそれらとは毛色が変わっていて、知的な芸能人で有名な「ロザン」のコンビをしている片方の、管氏によって書かれています。クイズ番組で活躍している、もう片方の宇治原氏は知っていましたが、私は恥ずかしながらこの本を読むまで彼のことを知りませんでした。
そのような彼が、日本史をわかりやすく解説した本を書くいう目的のために歴史を勉強をしなおして、その内容を題材に面白い視点で歴史を紹介しています。このような本が教科書の副読本になるとイイですね。ぜひ、切り口を変えて続編も出してほしいと思いました。
特にこの本の素晴らしかったのは、最後の章で、日本史の出来事を整理する考え方として、「土地は誰のものですか?」という観点から見ている点です。江戸幕府が、公家をコントロール、禁中並公家諸法度を作ったことが画期的という考え方(p265)は心に留まりました。
以下は気になったポイントです。
・登呂遺跡は、それよりも大きい佐賀県の吉野ケ里遺跡が発見されるまでは、日本一有名だった環濠集落(敵から身を守るために、堀や柵をつくって村の周辺を囲む)であった(p22)
・天智天皇が都を大阪から滋賀に移したのは少しでも唐から離れたかったから、大宰府に水城という堀をつくったり、山城をつくったり、防人と言われる警備も置いたのはそのため(p48)
・壬申の乱に勝った大海人皇子は、天武天皇となって、飛鳥浄御原宮に都をうつして、飛鳥浄御原令を制定して、日本最初の法律とした(p49)
・農民は土地を貴族に寄進した理由として、貴族が持っている土地(荘園)は、税を払わなくていい・役人が入れない(不輸・不入の権)があったので(p71)
・朝廷(天皇)と、院の間で争いが起きたのは、社長と会長が喧嘩したようなもの、保元の乱では、後白河天皇と崇徳上皇である、勝った天皇に味方していたのが、平氏の平清盛、源氏の源義朝、である、買った両者が戦争したのが、平治の乱(1159)である(p76)
・鎌倉時代の始まりは1185年から、国ごとに守護(国ごとの武士の責任者)と地頭(荘園ごとの責任者)を設置した年、1192年は頼朝が征夷大将軍になった年(p83)
・源義経を捕まえるためにできたのが、守護と言われる職である(p87)
・元寇の戦いにおいて、御家人たちはハイリスクハイリターンの戦いに対してテンションが低かった。そこで幕府は徳政令をだして、借金を帳消しにすることを認めた(p91)
・応仁の乱は、最後のほうで、どちらかが勝ったのか決着がつかなかったところが問題である、これを通して誕生したのが戦国大名である(p103)
・これ以上浪人を増やしたくなかった4代将軍は、武力によって厳しく取り締まる政治から、道徳や秩序、礼儀を重んじる、文治政治に変えていった(p124)
・幕府はペリーの開国要求に対して、朝廷や全国の藩に意見を聞いた。これが、朝廷の権威を高めたり、全国の藩の力を強めたりして、討幕につながることになった(p137)
・五箇条のご誓文が書かれた同じ時期に、庶民に向けては、一揆やキリスト教の禁止について書いてある、五榜の掲示、が建てられた(p142)
・地租改正により、全国の土地の値段を決めて、その3%を現金で政府に払うようにした(p144)
2015年4月18日作成 -
面白かった〜。読んでで思わず吹き出して、近くにいた人にキモがられた(笑)そしてこの本で宇治原さんの結婚を知った。
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日本史を「土地は誰のものか」という補助線を引いて読む。
大まかな流れは最終章を読むだけでことたりる。
歴史を物語として読む、とは言うものの実際に描かれるのは
物語というよりは演出・擬劇、歴史のネタを見るような感じ。 -
途中までは面白かった。
途中までは。
なんか現代史に入ったあたりから面白くない。
あ、あたしが現代史嫌いだからかな。 -
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2015*02*05