- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344028937
作品紹介・あらすじ
苛酷で熾烈。嫉妬に悶え、男に騙され、女に裏切られ。ここは、美を磨くだけじゃない、人生を変える場所よ。並河由希の転職先はミス・ユニバース日本事務局。ボスは、NYの本部から送り込まれたエルザ・コーエン。ブロンドに10センチヒール、愛車ジャガーで都内を飛び回り、美の伝道師としてメディアでひっぱりだこの美のカリスマだ。彼女の元に選りすぐりの美女12名が集結し、いよいよキャンプ開始。たった一人が選ばれるまで、運命の2週間。小説ミス・ユニバース。
感想・レビュー・書評
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昔から、"中の上"の容姿の人が得をするんだろうなあと常々思っていた。
綺麗にはなりたい、けど常に人から見られるほどにはなりたくない、の葛藤。
人と違うことが美徳にならないことも多い日本で、世界一を目指す女性たち。
普段は覗き見れない美女の内面を知ることができ、面白かったです!
少し誇張表現も感じたため、この評価にしています。
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2階書架 : 913.6/HAY : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164348
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ミスユニバースの日本代表選出のためビューティーキャンプで美に磨きをかける。美のカリスマエルザの無遠慮な忠告は信じられない成長を遂げさせる。彼女達の闘いも面白かったが、華やかな世界の中、ファイナリストとは全く違う異様なほど太った若いADのユリがエルザの手にかかるとどういう変貌を遂げるのか、知りたい。
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わりとサラッと感。
読んでるとドキュメントみたいな気持ちにもなってくるけど最後であーフィクションだった!って思える気持ちのいい進み方。
今度からミスコンのドキュメントとか違った見方で見れるかも。
でも最近はそういうテレビないよね。 -
この人がなっちゃうのって感じでした。
さくっと読めるのがいいところ。 -
ミスコンとか美女とかモデルとか、そういう類のものが好きなので読んでみました。2時間半くらいで一気に読了。
いろんな美女が出てきて、もっと複雑にドロドロするかなと思ったけど意外とアッサリなスポ根系だったかな。 -
ミス・ユニバースに向けての過酷な修行と各候補の人柄や背景を織り混ぜた話。
認めたくない部分だけど共感できる人間の心理。だんだんエリザの強気思考に洗脳されそうになる。最後のグランプリが選ばれるまでの流れがチープで雑だった気はするが、さらっと読めて楽しめた。 -
超美人であることは、マイノリティでもあるということを読んでいて思った。
確かに生きていくにはソコソコが一番有利かも。
プロデューサーのエルザが何となく中島ハルコと似たキャラクターだったけど、一種の爽快さがある。
日本女性のメンタルを外側から分析していてなるほどと思う。