果鋭

著者 : 黒川博行

• 幻冬舎 (2017年3月16日発売)

感想・レビュー・書評

[さくらさんの感想 · 2024年2月2日]

堀内伊達シリーズ3作目。
個人的にはちょっと中弛みしてきたので★2つ。
でも、2人の仲の良さにはほっこりした。

[*go!go!afro*さんの感想 · 2017年7月18日]

元刑事がパチンコ屋を恐喝する。
ヤクザや警察が絡む。
パチンコ規制がニュースになっている。
後妻業と同じく、作者には先見の明があるのかも。
ただ、本作には内容はあまりない。
恐喝、暴行、食事、移動、入院の繰り返し。
闇医者やヤクザなど、疫病神シリーズとも舞台がかぶっている。それを見つけて少しニヤリとした。

著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」