仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
3.27
  • (11)
  • (40)
  • (50)
  • (22)
  • (3)
本棚登録 : 486
感想 : 55
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344033337

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Audibleで聞いた感想メモ


    ■大人の学びとは
    体験総量を上げること。
    現場での実践や行動によって自論化することが大事。

    ■学びには3種類ある
    1.ラーン:学ぶ
    2.アンラーン:脱学習・一旦捨てる・学習棄却・学び壊し
    3.リラーン:学び直す
    大人の学びは2.3が大事。

    ■非認知能力(人間性・好奇心・レジリエンス・倫理・リーダーシップなどを指す)はAIで置き換えられない
    非認知能力は大人になってからの人生に大きな影響を与える
    非認知能力が高いと認知能力も上がる
    非認知能力=性格スキルは大人になってからでも伸ばせる

    ビック5の中で職業人生に大きな影響を与えるのが「真面目さ」
    仕事のパフォーマンスに影響を与える順
    1. 真面目さ(計画性、責任感、勤勉、自己規律、忍耐、根性、粘り強さ、熟慮)→何歳でも伸ばせる
    3. 外向性→大人になると伸ばしにくい
    5. 精神的安定性(自力本願、行動や評価を他人より自己に求める傾向、自尊心)→何歳でも伸ばせる
    4. 協調性→何歳でも伸ばせる
    2. 開放性→大人になると伸ばしにくい、審美眼とか。


    ■性格スキルを伸ばす方法
    成長(出発点と到達点の差分)。内省をすることが重要


    ■体験の総量を上げて成長する=幸せ
    成長を自覚すること、その過程そのものが本人の幸福度を上げる
    成長とは、学習や変化を通して自分がよりよくなることを目指すこと。

    幸せな人が持つ性格・行動特性は4つの要素に集約される

    1.やってみよう因子(強み、自己実現、成長、夢) ←最も幸福度に影響がある
    2.ありがとう因子(繋がりと感謝)
    3.なんとかなる因子(物事を楽観的に捉える、前向き)
    4.あなたらしく因子(自分で物事が決められる、独立とマイペース)

    何か新しいことを学ぶ、人と出会い話をすることで自分の強みを見つける、それを極めていくプロセスこそが幸せな状態。

    ■「ワークショップ温泉」という言葉を初めて知った。
    参加するだけして気持ちよくなって実際の仕事に活かせていないことを言うらしい。
    自身も本を買って満足していることがあるので気をつけたい。

  • audibleにて

    良い本だと思うけど
    個人的に目新しい学びは無かった

  • この本を読むより、NewsPicksのインタビューをしっかり読み込んだ方が良いです。

  • 今後のライフスタイルの参考になるのではと読んでみた。

    真面目
    知的能力
    行動力
    この3個の大切さを知る。

    AIには、できない仕事。心の通うもの、精神的なものはこれからもマンパワーの需要が大きいだろう。

    100年時代をどう生きていくかの、ヒントがあったように思う。

  • #amazonaudibul

  • 今持っているスキルは、そのうち使えなくなる。
    常にアップデートしていかないと、将来の若手よりもできない人材になる…。

    余暇でいかに勉強し、自分を価値ある存在にしていくべきか、尻を叩かれるような本だった。

  • これからは副業が勝負らしい。
    なりたい自分に近づく努力→幸福感が増す、とのこと。

  • 日本型雇用の限界、その先にある働き方の中で生きていくにはどのようにすればよいか書かれた本。

    特筆すべき内容はなかったが、普段、仕事をする上で、なんとなく考えているこのままじゃだめだどうしようという「どうしよう」の部分を端的にまとめられていました。

  • なるほどとしか表現しようがない。あまり前向きな評価ができないのは、こういう内容の本につきものの、2.0と言う前に1.0すらままならない現状への洞察が欠けているからだと思う。

  • Amazon audibleにて無料だったので聴了。

    副題が「人生100年時代の変身力」とあるように、新しい科学技術が生活を大きく変えていく中で、必要なことは「変わる力」であるということを説いている。

    これからは、新卒採用、年功序列の日本型雇用は滅び、個人の時代になっていく。

    ある学者によれば、給料が上がらない状況で、所得アップをするために大切なことは「Are you ready to get fired?」という質問に答えられることが必要であるという。

    つまり、会社にとらわれない仕事力を持っていればどこでも活躍でき、それが所得アップに結びつくということだ。

    この能力を得るために大切なのは、常に新しいことに取り組んでいくことである。

    社会の変動が大きい現代では、成功体験があっという間に陳腐化する。自らのコンフォートゾーンを脱し、unlearnと relearnを続けていくことが、成長に不可欠なのである。

    常に新しいことを学ぶ姿勢は、Rookie's smartというそうだ。私は世阿弥の「時事の初心を忘るるべからず」という言葉を思い出す。

    サラリーマンにしても、フリーランスにしても多くのことを学べる一冊と言えるだろう。

著者プロフィール

佐藤 留美(サトウ ルミ)
ジャーナリスト
ジャーナリスト。企画編集事務所「ブックシェルフ」代表。
1973年東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒。出版社、人材関連会社勤務を経て2005年株式会社ブックシェルフ設立。『週刊東洋経済』『プレジデント』『週刊ポスト』『日経WOMAN』などに人事、人材、労働、キャリア関連の記事を多数執筆。最近は特に、働く女性をテーマにした題材が多く、『ホワイト企業 女性が本当に安心して働ける会社』(経済産業省監修、文藝春秋)では女性社員インタビュー、企業紹介ページの一部を担当。東洋経済オンラインにて「ワーキングマザー・サバイバル」を連載。プレジデントオンラインにて「結婚と仕事 女の言い分」を連載。
著書に、『結婚難民』(小学館101新書)、『なぜ、勉強しても出世できないのか?』(ソフトバンク新書)がある。

「2013年 『凄母(すごはは) あのワーキングマザーが「折れない」理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤留美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×