- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344036437
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『美しいものを見に行くツアーひとり参加』の著者が綴る、
「食べて」「「歩いて」「考える」フィンランドひとり旅の記録。
温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら、通りを歩く人々をぼんやりと眺める。
そして考える。時間とか、人生とか、自分について。
1章 フィンランドの空の下で考えたこと 2章 未来から今を懐かしむ 3章 自分の直感を当てにして生きる
イラストと写真満載の心が自由になる旅エッセイ。
感想・レビュー・書評
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私は本を読む時、大抵2.3冊一緒に読むんですけど、みなさんはどうしているんですかね。
長編を読みながら、ジャンルの違う短編とかエッセイを読みながら、漫画も読んだりしています。
前に似たような内容のジャンルの本を同時に読んでたら、登場人物や背景がごっちゃになってわけわからなくなってしまい、結局なんだかよくわからなくなってしまったのでこういう分け方にしています。
益田ミリさんの本はいつもお風呂の中や、外出先で読むことが多いです。
疲れている時なんかには「わかるわかる」と、日常の口には出さないけど感じるちょっとした不安や違和感、小さい毒などを、可愛いキャラクターが私の代わりに言ってくれる。
そして、さぁ、おやつ食べて取り敢えず寝て、明日また考えようと緩くリセットさせてくれます。
今回はミリさんが一人でフィンランドに旅行した時のお話ですが、無理してキラキラさせないのがミリさんの旅本の好きな所です。行くところがミリさんの行きたいところだけ!という。食べたいものもあんまり無理しないで疲れたらデパートで惣菜買ったり。いつもカフェに行ってるし。どうしても旅行に行くと予定を詰め込みがちですが、せっかくの旅行だから、自分の好きなことだけしたらいいし、だからこその一人旅なんだなぁと。
コロナ禍で中々旅行に行けない今ですが、フィンランドに行った気持ちになりました。 -
3年続けてフィンランドに行き
フィンランドに少しづつ馴染み
小さな冒険を繰り返し
自分への自信を取り戻していく
大げさには書かれてないんですが
若いころとは違う
小さな幸せを楽しむ感じに
好感が持てました
しかし フィンランド
物価が高い
でも 食べ物の盛りが多いので
ほんまに シナモンロールと
カフェオレでおなか一杯になりそう -
益田ミリさん2017、2018、2019年
フィンランド一人旅。
カフェとか全然いってみたいと思わないけど
マリメッコ社員食堂のランチ
すごく食べたい!!
2019年の旅で「合わない人」について考えていたミリさん。
挨拶程度のときは感じがいいなと思っていたのに
長く話してみたら妙にモヤモヤする。
〈「モヤモヤ」から「苦手」に変わるのは早い。一瞬だ。
そこから「嫌い」に進まないようにするには
「かかわらない」しかないんだと思う。
人を嫌いになるのは疲れる。
なるべく嫌いになりたくない。
できれば「苦手」で食い止めておきたい。
かかわらないと決めるために
一度はかかわらねばならなかった人なのだな。
そう思うとある程度の出来事は受け入れられるのかもしれない〉
考え込んでしまいました。 -
益田ミリさんのフィンランド紀行。
そしてその旅のなかで、タイトルどおり、いろんなことを考えている。
ミリさんとは考え方がわりと合う、と勝手に思っている。自分ないところをみつけて、あぁこういう考え方好きだなと思う。
私のかってな想像だけど、本に書いてある通りの人じゃない。やっぱり人間だから少しは"良く"書いてある部分もあるのだと思う。気を張らずに書いてある部分、ちょっとだけきっと色を付けて書いたであろう部分、そういうのを全部引っくるめて"共感"できるのだ。
この旅のなかで彼女はしばしば"生と死"について思いを馳せる。
私もそういうことを考えることが多くなってきて、同じように思っている人がいることに安心する。
遠い昔、一度だけ行った北欧は、良い印象しかなくて、年月を重ね、どんどん思い出が美化されている。
ミリさんの本の中のフィンランドは私のそういう思い出を裏切らない。
私もフィンランドのカフェで、シナモンロールとコーヒーで物思いに耽りたい。
そう思う本だった。 -
今一番行きたい国、フィンランド。気持ちだけ現地に飛ばしてもらえた。
あー、ヘルシンキのカフェでシナモンロール食べ歩きたい!アラビアやイッタラのデザインセンターに行きたい!マリメッコの社員食堂行きたい!
旅の間に考えたことも合間に少し混ざっていて人間味があり、ゆるっと心を解き放してくれる一冊。 -
益田さんのフィンランド旅3年分。
どうやらサウナは好きじゃないようで、
カフェや買い物の事が多く
そこは私と合うなぁと思いながら読んだ。
ひとり旅の似合うフィンランド…
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【内容紹介】
温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら、通りを歩く人々をぼんやりと眺める。そして考える。時間とか、人生とか、自分について。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
読むとフィンランドに行きたくなる1冊です。
フィンランド旅行は大人な雰囲気ですね。ファミリーで行ったら微妙そう。年取ってから一人旅でのんびり行きたいですね。一日中散歩したい。
結婚してからは全然行っていませんが、私も一人旅が大好きで、特に北海道の僻地のような、荒涼としてもの寂しい場所に行ってぼんやり考え事をすることが多かったです。「一人旅・もの寂しさ・あれこれ考える」というのは、セットですね。退屈なのも贅沢の一つです。 -
読みながら、ものすごーくシナモンロールが食べたくなった。
旅行に行くと死を考える、になんだか納得した。
また来れるかもしれないけれど、来れるかどうか、同じ場所に来るかどうかはわからない。
写真をたくさん撮る、調べた場所を全部回る?
それとも
携帯を見ずに、のんびりすごす?
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
わたしは、まだここにいるのに。
元気でここにいるのに。
なぜだろう、未来から、この今を懐かしんでいたのだった。
こんばんは。コメントありがとうございます♪
癒しと共感の益田ミリさん。是非読んでみてください〜!
こんばんは。コメントありがとうございます♪
癒しと共感の益田ミリさん。是非読んでみてください〜!